川崎重工は、このたび船舶用推進装置である「川崎レックスペラ」の累計生産1000台を達成したと発表した。
「川崎レックスペラ」は、水平方向360度の任意の方向に推進力を得られる全旋回式推進機で、推進機・舵の機能を備えている。高い操船性を得られることから、主にタグボートやサプライボート、特殊作業船、自己昇降式作業台船(SEP船)などに採用されている。
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川崎重工は、1975年に「川崎レックスペラ」の開発に着手し83年に生産を神戸工場で開始した。
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