中国EV最大手のBYDが都内5番目のディーラーをオープン
日本でEV乗用車の販売を2023年頭から本格販売したBYDは2024年4月19日(金)、東京都目黒区に全国で24番目、都内で5番目となる正規ディーラー「BYD AUTO 目黒」をオープン。当日は盛大なセレモニーが行われました。都内でも有数の輸入車販売エリアに出展した意図とは?
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目黒通りといえば輸入車ディーラーの激戦区
長澤まさみさんをイメージキャラクターに採用したTVCMの全国放送を2024年4月12日から開始し、日本上陸2年目の大攻勢を今まさに展開している最中のBYD。2025年末までには全国に正規ディーラー100店舗を目指している。
そして4月19日(金)、東京都目黒区鷹番、「目黒通り」の中心部といえる場所に「BYD AUTO 目黒」がグランドオープンした。ここ目黒通りは国産ディーラーはもちろん、数多くの輸入車ディーラーが居並び、最新スーパーカーからクラシックカーまで、古今東西のクルマが日がな行き交うカーカルチャーの聖地ともいえるエリアだ。
店舗は3フロアの構成で、1階はエントランスとショールームで、2階はショールームと商談スペース、そして3階にサービス受付が配置される。店舗の裏手に急速充電器をこれから備える予定で、試乗車は「ATTO 3(アットスリー)」が3台と「ドルフィン」が2台、計5台を揃えるとのことだ。
BYD製のEVバスも目黒通りを走り始める
オープニングセレモニーに出席したBYDアジア・パシフィックの総経理で、BYDオートジャパンの会長を務める劉 学亮氏はこのように語った。
「BYDのEVバスを先日、東急バスに納車しました。5月からはここ目黒通りでもわれわれのEVバスが市民の足として走り始めます。また、昨日の発表で、中国ではEVのシェアが初めて50%を超えました。日本ではまだまだ数字は大きくありませんが、皆さんに選ばれるようなモデルを日本に提供し続けて、すでに始まっているEVのある社会を日本の皆さんに体験してほしいと思います」
補足しておくと、CPCA(中国乗用車協会)による2024年4月1日~14日の速報で、中国国内での同期間のEV乗用車の新車販売台数が約26万台、乗用車全体の50.39%を記録したとのこと。
日本では乗用車の新車販売におけるEV比率が2023年で2.22%と、まだまだこれから。まずはEVを見かける機会を増やして認知を広げていくべきフェーズである。その点で、目黒通りを走っていれば必ず目に入ることになる、ここBYD AUTO 目黒への期待も大きそうだ。
■BYD AUTO 目黒
東京都目黒区鷹番1-1-5 営業時間:10:00~18:00 定休日:月曜日・火曜日(祝日の場合は水曜定休) TEL:03-6451-0018 https://dealer.bydauto.co.jp/hp/meguro
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みんなのコメント
ましてフラット4の居抜きビルなんて、車止める所もないし、何年持つか?