航続距離200km延長へ
アウディは2022年後半、電動SUVのeトロンとeトロン・スポーツの改良新型を発表する予定だ。新世代のバッテリーを搭載し、航続距離の延長を図っている。
【画像】改良新型アウディeトロン【プロトタイプを現行モデルと写真で比較】 全61枚
アウディは、改良新型eトロンのプロトタイプを公開し、開発はほぼ完了していることを示した。現行世代としては、少なくとも2025年まで販売を続ける計画のようだ。
スタイリングは小変更が加えられ、グリルやバンパー、ヘッドライトクラスターなどのデザインが改められる。
新しいバッテリーに加え、効率を向上させた電気モーター、エネルギー回生を強化する電子システムなど、パワートレインも更新する。
AUTOCARが入手したアウディ内部の情報筋の話として、パワートレインのアップグレードにより、航続距離が600km以上に延びるという。現在搭載されている95kWhバッテリーの最大航続距離は400kmである。
アウディのある幹部はAUTOCARに対し、「eトロンとeトロン・スポーツバックは、両車とも競争力をさらに高める数々の改良により、大幅にアップグレードされます」と語っている。
次期Q6 eトロンとは別物
eトロンおよびeトロン・スポーツバックは、アウディの電動化の先駆けとして2019年と2020年に発売された。もともとICE車用に開発されたMLBアーキテクチャをベースにしているため、EVに特化した専用プラットフォームよりも本質的に妥協を含んだものとなっている。
現在開発中の新型EV「Q6 eトロン」は、新しいEV専用プラットフォームPPEをベースにしている。昨年の上海モーターショーで発表されたQ6 eトロンは、eトロンおよびeトロン・スポーツバックの後継となる可能性があった。しかし、サイズとしてはやや小ぶりになるとされている。
アウディの関係者は、「Q6 eトロンは、eトロンやeトロン・スポーツバックとは異なるセグメントに投入されます。だいたいQ5と同じくらいのサイズです。しかし、専用プラットフォームにより、現在のQ7と同様の室内および積載スペースを実現することができます」と述べている。
新型Q6 eトロンは、2023年に発売される予定だという。しばらくは改良を受けたeトロンとともに販売されることになりそうだ。
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みんなのコメント
EVのあれは駄目だこれは駄目だと叩いている日本人と日本メーカーだけが
どんどん取り残されていく
いつもの事だけど