7月14日、アウディジャパンは2020年に生産終了を迎える『TTロードスター』に特別な内外装や装備を充実させた限定モデル『アウディTTロードスター ファイナルエディション』を全国のアウディ正規ディーラーを通じて、9月15日より発売すると発表した。販売台数は限定50台だ。
アウディTTは、アウディのプレミアムコンパクトスポーツとして初代が1998年に誕生。そのスタイリングは事前に発表されていたコンセプトカーを忠実に再現した、円をモチーフに直線と組み合わせたシンプルかつ先進的なものであり、当時の自動車デザインに大きな衝撃を与えた。
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そんな初代TTの登場から22年。同モデルはこの間に2度の世代交代を経て、現在は3世代目に進化している。そして2020年、TTロードスターは生産終了を迎えることになった。
今夏の発売が決定したTTロードスター ファイナルエディションはこれを記念した限定モデルだ。ベースとなるのはTTロードスター 45 TFSIクワトロで、搭載される直列4気筒ターボエンジンは最高出力230ps、最大トルクは370Nmを発揮する。
2019年に発売された限定車『アウディTT 20years』との共通アイテムも奢られたファイナルエディションでは、初代TTを彷彿させる特別装備を多数採用。外装色はコンセプトカーに採用されていた“ドロミテグレー”をイメージした専用色“ナノグレーメタリック”が設定され、ホイールは初代TTのそれを意識したシンプルなデザインの専用5本スポーク19インチアルミホイールが装着されている。
また、インテリアは電動調整機能ボルスター付Sスポーツシート、アームレスト、センターコンソール等をイエローステッチの入るブラウンのモカシンレザーで統一。さらにドリフトアンスラサイトのデコラティブパネルの採用に加えてシートサイド゙&センターコンソールにはアンスラサイトファインペイントフィニッシュが施された。
この他、アウディサイドアシストやリヤビューカメラ等の運転支援システムを含むコンフォートパッケージや、マトリクスLEDヘッドライト、エアスカーフ、初代TTのインテリアパーツを手掛けたBang&Olufsenのサウンドシステムなど、最終限定モデルにふさわしい装備が与えられた『TTロードスター ファイナルエディション』の価格は729万円(税込)となっている。
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アウディ共通のつまらない顔になったせいで売れなくなったかな?