住友ゴムは、ライプニッツ高分子研究所(ドイツ・ドレスデン)との共同研究により、今まで解明されていなかったゴム内部の「ボイド」と呼ばれる空隙(ゴム破壊の原因)の発生から亀裂発生までのメカニズムを解明し、2019年1月9日、その研究成果を発表した。この研究成果により、従来と比べて優れた耐摩耗性能を持つゴムの開発が期待され、より性能が持続する高性能タイヤの開発につながるとされている。
タイヤの摩耗現象の一因であるゴムの破壊は、ゴム内部の分子切断やボイド(空隙)形成による亀裂の成長によるものと考えられていたが、明確には解明できていなかった。
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