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「最新スーパーカー試乗」圧倒的な速さと操る醍醐味を追求。ランボルギーニ・ウラカンEVOスパイダーが提示するドライビングの新領域

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「最新スーパーカー試乗」圧倒的な速さと操る醍醐味を追求。ランボルギーニ・ウラカンEVOスパイダーが提示するドライビングの新領域

絶品のV10エンジン! 走りの個性はANIMAが決める

 ウラカンEVOスパイダーは、強者揃いの3000万円級スーパーカーの中でもユニークな個性が光る。魅力は絶品のマルチシリンダー自然吸気エンジン、そして磨きが掛かったエアロダイナミクスと電子制御デバイスである。
 ドライビングを極めたい硬派にはRWDがお勧め。リアミッドシップに搭載する5.2リッターのV10自然吸気エンジンは、前期型RWDから30ps増強、つまり前期型のAWDモデルと同じ610psに進化した。トランスミッションは7速デュアルクラッチ式だ。

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 ウラカンは、ドライブモードセレクター、ANIMA(アニマ)が走り味を決める。RWDのアニマは専用セッティング。ストラーダ/スポーツ/トラックの3種から選べる。
 ストラーダは後輪を安全に制御、ドライブしやすい弱アンダー設定。コルサはその名称どおりサーキットモードで、ニュートラルステアを堅持。できるだけスリップを抑えてコーナーでの脱出速度を高める。確かに速いが、しかし楽しくはない。

 最もドライバーをエキサイトさせるのはスポーツモードだ。オーバーステア状態になっても、クルマ側が見事に制御。適切なトルクと最適なステアリングアシストにより、ドリフトコントロールが楽しめるように調律されている。しかもクルマ側が制御しているのに、ドライバーには“操る醍醐味”がある。もう、最高である。

トップはソフトトップ仕様。RWDは野獣を手なずける快感がたまらない

 RWDの魅力は、前輪が駆動力から開放されている感覚がつねに味わえる点だ。EVOは前期型に比べて高速走行時の後輪の安定感がぐんと増したうえ、制御システムの完成度はピカイチ。610psのBIGパワーRWDDスーパーカーとしては、異例の扱いやすさだ。

 スパイダーのルーフは、コンパクトで軽量なソフトトップ構造を採用。電動油圧式で、開閉に要する時間はおよそ17秒。50km/h以下であれば、走行中の開閉操作も可能だ。
 ウラカンEVO・RWDスパイダーは、スーパーカー界きってのファン・トゥ・ドライブなマシン。並のスーパーカーだと、蛮勇を持って立ち向かわなければならない過激なドライビングシーンでも、絶品のエンジンサウンドをBGMに、オープンでスマートに楽しむことができる。

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みんなのコメント

3件
  • 俺もそう思う。絶対AWDを選ぶ。ミッドシップはコントロールを失うと手が付けられなくなる。
  • これはよく燃えそう。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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