トヨタが「スゴいセリカ」実車展示!? 「私をスキーに連れてって仕様」にオジサン驚き！ 斬新展示の反響は？ “懐かしむ”声も

■あのセリカがトヨタのイベントに展示された？

　トヨタ「セリカ」と言えば、最近「復活するのではないか」と話題になっています。
　
　過去を振り返れば、ラリーで活躍したことを思い起こすクルマ好きもいるかもしれまん。
　
　一方で世の中においては、映画「私をスキーに連れてって」に登場したセリカのほうが有名かもしれませんが、その劇中に登場したセリカにそっくりなモデルがトヨタのイベントでお披露目されました。

　日本では幾度となく「スキーブーム」が到来していますが、中でも有名なのは1980年代中盤から1990年代前半のバブル時代のものが有名です。

　とくに1987年の映画「私をスキーに連れてって」は一大ブームとなり、その影響で関越自動車道は東京から群馬まで繋がるほどの渋滞が起きていたと言われるほどでした。

　また劇中に登場したトヨタ「セリカ」は現在でもファンが多く、レプリカも作られています。

　このセリカは、1986年10月に発売された｢セリカGT-FOUR（ST165）｣です。

　パワートレインは2リッター直列4気筒DOHCターボを搭載するフルタイム4WD（GT-FOUR）となり、このセリカをベースにWRC（世界ラリー選手権）にも参戦しています。

　そんなセリカGT-FOUR（ST165）ですが、2024年2月に苗場スキー場でTOYOTA GAZOO Racing（以下TGR）が開催した「GR-FOUR雪上試乗会」には、映画に登場した仕様を忠実に再現したレプリカが展示されました。

　このモデルには劇中同様にスキーキャリアを搭載する他、ボディサイドなどに「TRD」や「WILLANS」、「Yeti」、「DUCKHAMS OIL」、「MOLY GREEN」など当時を思い起こさせるステッカーが貼られています。

　今回の「GR-FOUR雪上試乗会」は、現在のTGRが誇るWRCで培ってきた4WDの走りのノウハウを市販車にフィードバックしたトヨタ純正スポーツ4WDシステム「GR-FOUR」を体感するもので、「GRヤリス」や「GRカローラ」の高い4WD性能を体感出来ました。

　そんな現代のGR-FOURとかつてのGT-FOURの歴史が交わったイベントでは、終始ユーミンの「恋人はサンタクロース」や「BLIZZARD」が流れています。

　さらにそれだけではなく、会場の苗場スキー場に併設される苗場プリンスホテルでは、毎年恒例のライブ「松任谷由実SURF&SNOW in Naeba」が開催されるなど、オジサン世代にはなんとも嬉しいものでした。

　SNSではこのセリカ展示に対して「両方のドアを開けて、下の雪を拾い「凍ってるね」と呟きフルスロットルがお約束。」という映画のワンシーンを再現する投稿。

　当時を思い出す「私はGT-FOURは買えなかったが、赤い流面型セリカに乗っていた。FFだけど、FRのような動きに良い感じ～と思ったものだ…」、「兄貴がこれに憧れてセリカ買った」などの投稿が見受けられました。

※　※　※

　昨今、「セリカ復活」が度々話題となります。トヨタの豊田章男会長もトヨタに対して「（次期型を）お願いしている」というコメントも残しており、今後近い将来に次期型セリカが登場する可能性も考えられます。

　そして冬にはスキー場に向かう新たなセリカが見られることを期待せずに入られません。

Comments

[noc*****]

政治家が「おばさん」と発言すると差別だとメディアは批判するのに、「オジサン」と平気でタイトルに書くメディアが批判されないのはなぜでしょうか？

しかもたいていは車好きな男性を批判的に扱う言葉としての使い方なのに。

[kaz********]

どうせなら、カローラII リトラGPターボも一緒に展示してくれれば…