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さらばミラトコット!! クールで可憐な隠れた名車が消滅…月間登録1000台弱でフェードアウトへ

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さらばミラトコット!! クールで可憐な隠れた名車が消滅…月間登録1000台弱でフェードアウトへ

 女性ユーザーを意識した新コンセプトの軽自動車として2018年に登場したダイハツ ミラトコットだが、なんと2023年内で販売終了とのニュースが入ってきた。現時点で分かっていることをご紹介しよう。

文/ベストカーWeb編集部、写真/平野 学、ダイハツ千葉

さらばミラトコット!! クールで可憐な隠れた名車が消滅…月間登録1000台弱でフェードアウトへ

■ミラココアに代わる新型軽としてデビュー

2018年6月にデビューしたミラトコット

 2018年6月25日にダイハツから登場したミラトコットは、それまで発売されていたミラココアの実質的な後継車だ。

 軽乗用車のベーシックモデルであるミライース同等の扱いやすいボディサイズを持ち、若年女性エントリーユーザーをはじめ幅広いユーザーに安心して使ってもらえる新型車として発売された。

「誰でもやさしく乗れる、エフォートレスなクルマ」をコンセプトに、軽自動車に相応しい手ごろな価格やコンパクトなサイズ感を追求。ちなみにエフォートレスは、肩ひじ張らず自然体でいられるということを表すファッション用語だ。

リアビューもシンプルに仕上げられている

 車両感覚がつかみやすく死角の少ないパッケージを実現し、充実した安全・安心装備を採用。

 衝突回避支援システム「スマートアシストIII」の採用に加え、SRSサイドエアバッグ&SRSカーテンシールドエアバッグを軽自動車として初めて全車標準装備にしている。

 運転しやすさを併せ持つスクエア調のシンプルで愛着のわくデザインや、新色3色を含む多彩なカラーバリエーション、新開発のキャンバス地調デザインフィルムトップを採用。

 企画・開発に際しては、ターゲットに近い女性社員で構成されたプロジェクトチームが企画に参画し、お客様目線でのコンセプトや採用アイテムに関する意見を「ミラ トコット」に反映させた。

■ダイハツ千葉のX(Twitter)で明らかに

ダイハツ千葉のX(Twitter)でミラトコットの生産終了が明らかに

 そんなミラトコットだが、ダイハツ千葉の公式Xにて、2023年12月末で生産終了することが明らかになった。2018年のデビューからちょうど5年である。

 2023年9月の登録台数は984台で、ミライースの4751台、タントの1万4527台と比べるとなんとも寂しい状況なので、仕方がないのかもしれない。公式Xのポスト内容は下記の通りだ。

「トコットが12月末に生産終了となります
レトロ&シンプルで無機質ながらも温かみのある、そんな車でした
10月26日現在、ダイハツ千葉では残り15台のみご注文受付可能です!ご興味のある方は今すぐお店にご連絡ください‼️
現在お乗りの方はこれからも大切にお乗りいただけますと幸いです」

 ミラトコットは女性ユーザーを意識した軽としては、ミラココアのようにかわいさを前面に出したものではなく、シンプルで質感の高いデザインは極めて個性的で、男性ユーザーにとっても魅力的に感じられるものではなかっただろうか。

 それだけになんとも残念なニュースである。興味のある方は、ぜひともこのラストチャンスを逃さないようにしていただきたい。

 

 

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みんなのコメント

57件
  • bai********
    トコットはそりゃ見た感じ可愛いけど
    上手くいじればバケそうな気がする
  • joi********
    隠れた名車って言う割にはあまり走ってるのは、見なかった。 何を持って名車と言うのか。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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