現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ラリースペシャルモデル「プジョー208ラリー」登場!これは伝説のプジョー205ターボ16へのトリビュートだ

ここから本文です

ラリースペシャルモデル「プジョー208ラリー」登場!これは伝説のプジョー205ターボ16へのトリビュートだ

掲載 6
ラリースペシャルモデル「プジョー208ラリー」登場!これは伝説のプジョー205ターボ16へのトリビュートだ

プジョー208ラリー:伝説のプジョー205ターボ16から40年、スイスのディーラーが伝説のラリーモデルを復活させる。これが208ラリーだ!

ホットハッチといえば、フランス車に勝てるクルマはない!速くて楽しい小型車といえば、フランスは何十年もの間、最先端を走ってきた。ルノー5ターボ、ルノー・クリオ・ウィリアムズ、プジョー205GTiといった魅力的なクラシックカーをはじめ、最も伝説的なホットハッチのいくつかはフランスから生まれている。

「ドゥカティ ディアベル フォー ベントレー」って何?ベントレーファンにとって究極のコレクターズアイテム?

しかし、最近はすっかり静かになっている。ルノーはスポーツ部門を廃止し、プジョーでは伝説的なGTiの略称も消滅して久しい。しかし今、再びスポーティなプジョーが登場した。厳密に言えば、それはプジョーのものではないのだが。208ラリーである!

ラリーモンスター、「プジョー205ターボ16」がグループBでセンセーションを巻き起こしてから40年、スイスのディーラーがラリーの略称を復活させた。80年代から90年代にかけて、この接尾辞はプジョーの特にスパルタンなスポーツモデルを表していた。1988年から1990年にかけて販売されたが、ドイツでは正規販売されなかった「205ラリー」は特に有名である。1.3リッター4気筒エンジンから101馬力を発揮し、790kgという軽量化を実現した。

ワークス仕様の「205ラリー」には、ホワイトのスチールホイールが装着されていた。このルックは1993年に登場した「106ラリーS1(ブラックとレッドもあり)」でも踏襲されたが、その後、ラリーモデルは姿を消し、今に至る。

ラリーの略称が復活

「プジョー208ラリー」で、紛れもない外観が復活した。この特別モデルはプジョーの公式プロジェクトではないにもかかわらず、愛好家の間で絶大な人気を博している。

プジョーが提供しないなら、自分でやるしかない」というモットーに忠実に、トラヴァースにあるスイスのディーラー「Garages Hotz」は、独自の「208ラリー」をデザインし、小さなシリーズとして販売している。

この時点では、主観的なコメントが許されなければならない。「208ラリー」を見ると、「205ラリー」や「106ラリー」のスピリットが随所に感じられる。

ホワイトのペイントワークから始まり、車両と同色にペイントされたホイールアーチライニング(それ以外はブラック)、ドア、フロント、リアの控えめなプジョースポールカラー。Cピラーにオリジナルと同様の書体で描かれた「208 Rallye」の文字や、ウィンドスクリーンに施された「プジョー タルボ スポーツ」のストライプなどの小さなディテールも、細部へのこだわりの証だ。

名誉のポイント: もちろん、「208ラリー」にもホワイトスチールホイールが装着されている。ただし、25年後には14インチではなく16インチになっている。全長4.06メートルの「208ラリー」は、余計な装飾を省き、基本思想はオリジナルに近い。

208ラリーにはパワーがない

残念なことに、ひとつだけ欠点がある。先代モデルとは異なり、「208ラリー」は残念ながらサラブレッドスポーツカーではない。101馬力しかないのだ。1988年当時の「205ラリー」は、これと同等のパワーを持っていた。

現在注文可能

とはいえ、208 Rallyeは、ドライビングの楽しさと個性を適正な価格で提供するという、残念ながら最近ではあまりに珍しくなってしまったアプローチに従っている。標準化されたスモールカーとは一線を画したいなら、「Garages Hotz」の「208ラリー」を約25,700ユーロ(約410万円)で予約注文することができる。ほぼ同じような価格であれば、オリジナルの「205ラリー」も代替車として入手可能である。

結論: 愛情を込めて実現された素晴らしいアイデアだ。私は「プジョー208ラリー」のファンである。標準化とエレクトロモビリティの時代において、このようなプロジェクトはガソリンマニアにとって恩恵である。小さなフレンチマンにもう少しパワーがあれば・・・!

Text: Jan Götze

こんな記事も読まれています

サム・バード、手首負傷でモナコE-Prix欠場。バーナードが代役でフォーミュラEデビューへ
サム・バード、手首負傷でモナコE-Prix欠場。バーナードが代役でフォーミュラEデビューへ
motorsport.com 日本版
昨日?そんな昔のことはもう忘れた…捨て去った過去と断ちきれない想い出!【アメリカンカープラモ・クロニクル】第25回
昨日?そんな昔のことはもう忘れた…捨て去った過去と断ちきれない想い出!【アメリカンカープラモ・クロニクル】第25回
LE VOLANT CARSMEET WEB
日産「新型スポーティ“セダン”」世界初公開! 美麗ボディ&4連テールが超カッコイイ! 「次期型アルティマ!?」な「エポック」中国で発表
日産「新型スポーティ“セダン”」世界初公開! 美麗ボディ&4連テールが超カッコイイ! 「次期型アルティマ!?」な「エポック」中国で発表
くるまのニュース
【北京モーターショー2024】ホンダ eNシリーズ第2弾e:NP2とe:NS2を公開。中国で2035年までにEV販売比率100%を目指す
【北京モーターショー2024】ホンダ eNシリーズ第2弾e:NP2とe:NS2を公開。中国で2035年までにEV販売比率100%を目指す
Auto Prove
レクサスが今秋に新型GX550を日本で通常販売すると発表。合わせてGX550“OVERTRAIL+”を先行販売するとアナウンス
レクサスが今秋に新型GX550を日本で通常販売すると発表。合わせてGX550“OVERTRAIL+”を先行販売するとアナウンス
カー・アンド・ドライバー
元大関“小錦”も愛用!! ARTS VOLTのペダルレス特定小型原付「K−KOHOLA」 2024年モデル発売
元大関“小錦”も愛用!! ARTS VOLTのペダルレス特定小型原付「K−KOHOLA」 2024年モデル発売
バイクのニュース
“爆速ターボ”搭載!? マツダ新型「最強ハッチ」実車公開! めちゃ速&シャコタンな「MAZDA3」登場
“爆速ターボ”搭載!? マツダ新型「最強ハッチ」実車公開! めちゃ速&シャコタンな「MAZDA3」登場
くるまのニュース
【訃報】元ニッサンワークスドライバーの都平健二さんが逝去。ハコ車の名手として名を馳せる
【訃報】元ニッサンワークスドライバーの都平健二さんが逝去。ハコ車の名手として名を馳せる
AUTOSPORT web
新型スイフトは質感が爆増!! ヤリスは驚異の燃費36km/Lを記録! ベーシックコンパクト最新勢力図
新型スイフトは質感が爆増!! ヤリスは驚異の燃費36km/Lを記録! ベーシックコンパクト最新勢力図
ベストカーWeb
【MotoGP】スペインGPでKTMビンダーがダークホースに? 予選Q1行きも調整でブレイクスルー「バイクを取り戻した感じ」と自信
【MotoGP】スペインGPでKTMビンダーがダークホースに? 予選Q1行きも調整でブレイクスルー「バイクを取り戻した感じ」と自信
motorsport.com 日本版
BEV販売台数が100万台に到達! MINIは新型予告! BMWグループ「2024年第1四半期の販売台数」を発表
BEV販売台数が100万台に到達! MINIは新型予告! BMWグループ「2024年第1四半期の販売台数」を発表
THE EV TIMES
ホンダが斬新“タテ目”の「新型スポーティSUV」実車初公開! 光り輝く「インテリア」は高級感アリ! “超静音”実現した「新型Ye S7」北京で初披露
ホンダが斬新“タテ目”の「新型スポーティSUV」実車初公開! 光り輝く「インテリア」は高級感アリ! “超静音”実現した「新型Ye S7」北京で初披露
くるまのニュース
復帰戦の元王者ゴメスが鮮烈ポール獲得の週末は、逆転の新鋭がキャリア通算2勝目を記録/SCB第3戦
復帰戦の元王者ゴメスが鮮烈ポール獲得の週末は、逆転の新鋭がキャリア通算2勝目を記録/SCB第3戦
AUTOSPORT web
【MotoGP】好調確信ビニャーレス、スペインで連勝なるか? ライバルは「マルケスとバニャイヤが強いだろう」
【MotoGP】好調確信ビニャーレス、スペインで連勝なるか? ライバルは「マルケスとバニャイヤが強いだろう」
motorsport.com 日本版
【F1第5戦無線レビュー】苦戦予想を覆し、2位表彰台を獲得したノリス「結局は最高のレースをしたってことだ」
【F1第5戦無線レビュー】苦戦予想を覆し、2位表彰台を獲得したノリス「結局は最高のレースをしたってことだ」
AUTOSPORT web
ランドローバー、プレミアムコンパクトSUV「ディスカバリー スポーツ」2025年モデルの受注を開始
ランドローバー、プレミアムコンパクトSUV「ディスカバリー スポーツ」2025年モデルの受注を開始
月刊自家用車WEB
ホンダ新型「ヴェゼル」発売! オシャレ仕様「PLaY」何が変わった? ガソリン車が異例の4WDのみとなった理由は?
ホンダ新型「ヴェゼル」発売! オシャレ仕様「PLaY」何が変わった? ガソリン車が異例の4WDのみとなった理由は?
くるまのニュース
【セミナー見逃し配信】※プレミアム会員限定「モビリティサービスのリ・デザイン最前線~ライドシェアは幸せの量産をもたらす魔法の杖なのか~」
【セミナー見逃し配信】※プレミアム会員限定「モビリティサービスのリ・デザイン最前線~ライドシェアは幸せの量産をもたらす魔法の杖なのか~」
レスポンス

みんなのコメント

6件
  • 123
    >適正な価格で提供する
    まぁEUでも物価の高いスイスの価格だからアレだけど
    つくづく日本は貧乏になったなぁ、と。
    誰が悪いんだか・・・
  • yrv********
    スイスのディーラーさんのカスタムかぁ。
    日本発売でないのが、残念なり。

    むしろ、日本にも顧客はいますよ、プジョージャパンさん♩
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

302.3372.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

12.3349.0万円

中古車を検索
208の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

302.3372.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

12.3349.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村