三菱自動車はかつて世界ラリー選手権(WRC)に多くのマシンを送り込み、数々のラリーで優勝を遂げている。その中でも勝つためにベース車から開発されたのがランサーエボリューションだ。
その心臓部には2リッター4気筒ツインカムターボエンジン「4G63」が搭載されていた。出力こそ280psであったが、最終モデルは40kgmを超える強大なトルクを誇った。この名エンジンの進化の歴史を振り返ろう!
まさにトルクの塊!! 究極の直列4気筒ターボ!! ランエボ躍進の原動力となった4G63の進化を振り返る
文/斎藤 聡、写真/MITSUBISHI
■WRCを席巻した三菱の至宝
ランエボのエンジンとして知られている4G63型エンジン。
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