『カーセンサーエッジ』6月号(発行:リクルート)の特集は「V8自然吸気エンジン発進!」だ。『カーセンサーエッジ』によるとV8自然吸気(NA)は絶滅間近で、搭載車を選ぶタイミングは今が最後らしい。
世界初のV8エンジン誕生から123年、このエンジンは今、開発トレンドが小排気量化&過給器付きの高効率へと置き換わり、時代の趨勢とともに影を潜めているのだ。
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『カーセンサーエッジ』はV8・NAを「滋味深い」と表現する。マルチシリンダーの爆発がもたらす強大なパワーとビート、そして、心を揺さぶる刺激と興奮、アクセルを踏み込むと同時に溢れだすアドレナリン、何ものにも替え難い醍醐味があるという。
特集ではまず、V8・NA搭載車を今買うべき理由について、識者が語り合う。スーパーカー世代の昭和40年代男3人がV8・NAを礼賛、エコー辺倒のご時世についてあれこれ放談する。V8・NAに乗る価値、乗る意味はあるのか?
そして「名車に名エンジンあり!」ということで、V8・NAの名機を詳解する。進化を続けてきたV8・NAエンジンから、一度は体感しておきたい心揺さぶる名機を紹介する。そして識者が、多様化するパワートレインのなかからあらためてもう一度乗りたい、心に残るベスト・オブ・V8・NAをそれぞれ選出する。
これからV8・NAを楽しもうという向きには「キャラマッピング」が役立ちそう。また読み物として、意外な組み合わせの「隠れV8・NA」が面白い。V8エンジン搭載車といえばスーパーカー、あるいは高級志向のGTカーといったイメージが強いが、強力かつ静粛性に優れたV8はそれ以外のモデルにも積まれるのだ。
『カーセンサーエッジ』は「絶滅危惧に瀕するV8・NAを愉しめる今こそがまさに最良にして最後の機会だ!」と煽る。特集ではV8・NAをレッドリスト化、希少性ごとにレーティングし、編集部厳選車としてレコメンドしている。
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みんなのコメント
技術の進歩で高効率で環境や性能は良いのでしょうがそれだったら実用車でしかない。
やはり高級車は非効率でムダがあるから魅力的なんだと思います。