■え?コンパクトミニバンな最新「クーリエ」
2023年5月にフォードが欧州向けのモデルとして発表した2代目「トルネオクーリエ」。このモデルはフォードのコンパクトカーである「フィエスタ」のプラットホームを流用して生まれた商用バン「トランジットクーリエ」の乗用モデルとなっています。
【画像】超カッコイイ!”最高にちょうどいい”新型「トルネオ C」を画像で見る(30枚以上)
そのため両側にスライドドアを備え、室内空間を確保するために高められた全高を持っており、日本で圧倒的な人気を誇る「ルノー カングー」と同様のジャンルの車種と言えるでしょう。
残念ながら現在、フォードは日本での新車販売からは撤退してしまったため、正規輸入される可能性は現在のところありませんが、日本に導入されたら人気となるモデルかもしれません。
商用モデルのトランジットクーリエはリアのシートはおろかリアウインドウすらないような割り切った仕様もラインナップされていますが、乗用モデルのトルネオクーリエはしっかりと乗用モデルに仕立てられ、2列5人乗りのシートが備わるほか、エントリーグレードでも先進安全装備や8インチのApple CarPlay/Android Auto対応のディスプレイモニターなどが備わります。
さらに最上級グレードにもなると、今流行のクロスオーバースタイルを纏い、ルーフレールやブラックアウトされたホイールアーチ、シルバーのスキッドプレート風の加飾が前後に備わり、17インチのアルミホイールが装着されるなど一気に乗用車感が強まり、運転支援システムにはアダプティブクルーズコントロールが備わるなど、装備も充実するのもポイントです。
ボディサイズは全長約4340mm×全幅約1790mm×全高約1830mmとなっており、現行型のカングーに比べるとやや全長と全幅がコンパクトで、全高が高いというディメンションで、全幅は決してコンパクトとは言えないサイズとなっているものの、カングーやそのライバルのシトロエン「ベルランゴ」、プジョー「リフター」などを検討しているユーザーから見れば魅力的なサイズと言えそうです。
そして何より日本で乗る上で魅力的なのが、搭載されているエンジンが、フォードが開発した直噴ターボエンジン、エコブーストの1リッターエンジンであるという点です。
ご存知の通り、自動車税額は搭載されるエンジンの排気量で決められており、995ccの排気量を持つトルネオクーリエは、3ナンバーサイズのボディでありながら、年間の自動車税額は最も安いクラスとなる点も魅力となるでしょう。
またトランスミッションには2ペダルのデュアルクラッチ式7速ATのほか、3ペダルの6速MTも設定。カングーにも先代モデルには3ペダルMTが用意され根強い人気となっていましたが、新型の日本仕様には設定されていないため、コアな需要も満たすことができそうです。
そんなトルネオクーリエは、エントリーグレードが2万4600ユーロ(約397万円)から、上級グレードは2万7540ユーロ(約444万円)から(どちらもフランス仕様の価格)となっており、これに近い価格で日本導入が実現すれば、カングーたちの強力なライバルとなるかもしれません。
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みんなのコメント
面白くもなんともない。