■2023年回で見事グランプリ獲得! ゴツすぎる「ブラーバマーズ」とは
例年1月中旬頃に開催される「東京オートサロン」は日本国内最大のカスタムカーショーで、パーツメーカーや自動車メーカーが様々なアイデアのもとカスタムされたクルマを発表します。
なかでも2023年の開催回では、来場者投票による「東京国際カスタムカーコンテスト2023」で「VRARVA MARS(ブラーバマーズ)」がグランプリを獲得しました。
【画像】超カッコイイ! 装甲車風の「マーズ」を画像で見る(46枚)
ブラーバは、名古屋市のカスタムパーツメーカーであるKUHL JAPAN(クールジャパン)が展開しているカスタムブランドです。
「近未来クロスオーバーカー」をテーマとし、「金属」「鋼」「戦闘機」「スピード」などのテイストを盛り込み、装甲車のようにミリタリーでメカニカルなクルマを再現しています。
このうち、第一弾として登場したのがブラーバマーズで、ベース車は2019年に登場したトヨタ「RAV4」です。
ブラーバマーズのデザインについて、クールジャパンは「金属感を感じさせるミリタリーテイストなフォルムに、近未来というエッセンスを加えたデザインを創造した」と説明します。
フロントデザインは、前部が大きく盛り上がった専用ボンネットや六角形状のグリル、無骨なブラックバンパーなどが特徴で、ゴツゴツとした堅牢な雰囲気を醸し出しています。
RAV4の特徴である悪路走破性をキープするため、フロントバンパー下部は角が大きく削られており、アプローチアングルも考慮された設計です。
サイドは専用フロントフェンダーやドアパネル、サイドパネルを装備し、無骨で筋肉質なイメージをもたせました。
リアは戦闘機のエアアウトレットをイメージさせたバンパーを装着。元がRAV4だとは思わせない、刺激的なスタイリングに仕上がります。
なお、ブラーバマーズのボディキットは、ボンネットやバンパー、フェンダーなどを純正と交換するほか、その他のパーツはテープ固定で取り付けます。
これにより、ウィンドウやルーフ、ライト類を除いたパネルに手が加えられるものの、価格(消費税込/塗装・取り付け工賃別)は99万円とリーズナブルなプライスです。
こうした特徴も評価され、東京オートサロン会期後に来場者投票が実施された結果、ブラーバ マーズがグランプリを獲得しました。
なお、ブラーバブランドはラインナップを拡充しており、三菱のSUVミニバン「デリカD:5」をベースにした「VRARVA ORCUS(オーカス)」、スズキの軽SUV「ハスラー」をベースにした「VRARVA IO(イオ)」を発表しています。
※ ※ ※
次回のオートサロンは、2024年1月12日から3日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されます。
カスタムパーツメーカーからどのようなカスタムカーが登場するのか、注目されます。
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みんなのコメント
RAV4ベースなだけ
ウソ、大袈裟、紛らわしい
JAROの出番だわ