■日本にやって来る「6代目CR-V」は国内初の燃料電池車
ホンダが2024年2月28日に発表した、新型クロスオーバーSUV「CR-V e:FCEV」。
【画像】超ゴツい!? ホンダ新型「6代目CR-V」の全貌を見る
同日の東京ビッグサイトで開催された「H2 & FC EXPO 水素燃料電池展」で実車が世界初公開されました。これまでの「CR-V」と比べて、内装や外装にも特徴ある変化がいろいろ見られます。
「CR-V」は1995年に登場。幾度のフルモデルチェンジで走行性能や機能性を進化させてきました。現行型は2022年発表の6代目(海外市場)です。
一方で、日本国内では5代目が販売終了しており、一時はラインナップから消滅していましたが、2024年夏に燃料電池車(FCEV)として6代目が導入される予定です。
今回発表された新型CR-V e:FCEVは、日本の自動車メーカーが発売するモデルでは初めての、外部から充電可能なプラグイン機能を持つFCEVです。
これまでの燃料電池車は、水素のみを用いていましたが、新型CR-V e:FCEVではEVのように充電して走行することもでき、使い勝手のよさが高められています。
さあに、注目すべき点は見た目にもあります。
まずエクステリアですが、コンセプトは「気張らない知的な佇まい×ゆとりから生まれる自然な強さ」というもの。これは一体どういうものなのでしょうか。
これまで培われてきた「CR-V」ブランドのスポーティさはそのまま受け継がれ、さらに力強く進化したといいます。
ベースとなる日本未展開の6代目標準モデルでは、5代目と比べて、大型化された六角形のフロントグリルが強い主張となっており、ボディサイドのショルダーラインは水平基調で比較的シンプル。窓の配置もすっきりとしたものになっています。スポーティさにユーティリティの高さが伺えるエッセンスが加わったと言えるデザインです。
その6代目が「燃料電池車モデルの独自デザイン」として新型CR-V e:FCEVで進化した具体的な点は、フードやフロントフェンダー、フロントバンパー、グリル、リアバンパーロアに現れています。
特にフロントは見た目がゴツくなった印象。それをもたらしているのは110mm前に突き出したボンネットと、大開口グリルです。これらは「燃料電池(FC)」を冷却するという機能的意味も持っています。
ヘッドライトはシャープなLEDヘッドライトで、グリル・バンパーに合わせたメッキパーツを採用。フロント回りが一体感のある印象となるよう設計されています。
リア回りは、リアコンビネーションランプ、ライセンスガーニッシュ、フェンダーガーニッシュ、サイドシルガーニッシュでデザイン変更があります。リアランプは6代目の特徴である縦型テールランプと3連L字形ランプとなっていますが、アウターレンズはクリア化され、FCEVらしいクリーンな印象が加わっています。
車体色は「プラチナ・ホワイトパール」「メテオロイド・グレーメタリック」の2色が設定されています。
インテリアですが、「上質・タフなモダンコーディネート」というコンセプトで、さらにサスティナブル素材が各所に用いられています。ステアリングは合皮が施されて心地よい触感。シートはバイオ合皮で、環境に配慮しつつ独自のキルティングで強靭になっています。
インテリアカラーはブラックで、緻密なハニカム柄の高輝度メタル調フィルムが質感を高めています。
ダッシュボードは10.2インチのフルグラフィックメーターを採用。通常モードとEVモードでそれぞれの後続可能距離がはっきりと表示されています。さらにディスプレーオーディオでは、近くにある水素ステーションの位置情報や、営業しているか、水素が充填されているかといった稼働情報を、リアルタイムに把握することができます。
また、ブレーカー落ちを避けるため充電器の規格にあわせて電流を調整できる機能や、外部給電時に使用する水素残量の下限を設定する機能など、直感的に「燃料電池」を扱えるユーザーインターフェースとなっています。
日本での発売は2024年夏。さらなる詳細なスペックは追って明らかになります。
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みんなのコメント
相変わらず頭が弱そうな表現で呆れます。