ロールス・ロイスは、V12エンジンを搭載するクーペ「レイス」の生産終了を記念し、限定モデル「ブラック・バッジ・レイス・ブラック・アロー」を発表した。このモデルは、世界でわずか12台限定で、ロールス・ロイスが電動化の時代に乗り出す最後のV12クーペとなる。
2013年に発表されたレイスは、グッドウッドで設計・製造されたモデルの中でも、特に重要で影響力のあったモデル。レイスは、先代のファントムやゴーストよりもパフォーマンス重視のモデルで、ロールス・ロイスに対する認識を根本的に変え、新たな若い顧客層をブランドに取り込むこととなった。
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