インディカー・シリーズ第12戦の予選では、アロー・マクラーレンSPのパトリシオ・オワードが今季3度目となるポールポジションを獲得した。
2021インディカー・シリーズの舞台は再び聖地インディアナポリス・モータースピードウェイに戻り、同サーキットのロードコースで今季2度目となるレースが開幕した。
■2022年に”3台体制”検討中のレイホール、インディデビューのルンガー活躍を期待
各組上位6台が“ファスト12”に進むことができるQ1、そのグループ1では、通称ブラックタイヤと呼ばれる硬めのプライマリータイヤを履いたジャック・ハーベイ(メイヤー・シャンク・レーシング)がまずトップタイムをマーク。しかし、各車が柔らかめのオルタネイトタイヤ(レッドタイヤ)に交換した後はウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がただひとり1分10秒台にタイムをのせ、トップでQ1を通過した。
一方のグループ2は、ポイントリーダーのアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)はじめポイントランキングトップ5が名を連ねる激戦区となった。そんな中でトップタイムを記録したのはアンドレッティ・オートスポートのアレクサンダー・ロッシ。この組ただひとりの1分10秒台をマークした。そして今回がインディカーデビューとなるクリスチャン・ルンガー(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、いきなりの2番手タイムでQ1を突破してみせた。
パロウやオワードといったタイトルコンテンダーが順当にファスト12へ駒を進める中、ランキング4番手のジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)は7番手で惜しくもQ1敗退。同2番手のスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)はレッドタイヤでのアタック中にスピンを喫してしまい、まさかの13番手タイムに終わった。なお佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)も同組8番手に終わりここで予選を終えている。
ポールポジションを決するファスト12は非常に僅差のセッションとなった。終盤にロマン・グロージャン(デイル・コイン・レーシング)が1分10秒741でトップに立ち、ルンガーが0.001秒差でそれに続くと、後続のオワードは1分10秒714を記録してトップタイムを更新。パワーも1分10秒721をマークしたがオワードにわずか0.007秒届かず、通算63度目のポールを逃した。ポールポジションのオワードから5番手のコルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)までのタイム差は、実に0.048秒だった。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
角田裕毅が大活躍、今やトップ5チームの牙城を崩す勢いのRB。しかしメキーズ代表は慎重「流れをうまく活かさなければ、中団で落ち込むこともある」
リカルド、RBとの来季ドライバー契約よりパフォーマンス向上に集中。角田裕毅との差には「満足していない」
2026年にF1参戦のアウディがスポンサーフィーを値上げ、キック・ザウバーの現パートナーは他チームとの契約を検討へ
【MotoGP】プラマック、ドゥカティのファクトリーバイクは譲らず。マルケスのグレシーニ残留に黄色信号
今季F1の勢力図に変化……5番手アストン食らう”台風の目”、角田裕毅擁するRBの真の立ち位置を分析
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?