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その後の人生変わっちゃうほど危険! 「猛毒」の生き物がモチーフのクルマ5台がホントにヤバかった

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その後の人生変わっちゃうほど危険! 「猛毒」の生き物がモチーフのクルマ5台がホントにヤバかった

 この記事をまとめると

■毒を持った生き物の名前が使われているクルマを紹介

優等生に飽きた人に禁断の果実! 一度ハマったら抜けられない「イタフラ」のオススメ中古車4選

■モチーフとなっている生き物に名前負けしない過激な性能が売りとなっている

■1度オーナーになると病みつきになる人が多い独特な雰囲気を持っている

 1度触れたら毒にヤられること必至なスポーツカーたち

 砂漠を這いまわるサソリのことを知らずとも、その姿をひとめ見たら誰しも危険な生物だと本能的にわかるはず。サソリだけでなく毒をもったヘビや昆虫というのは、たいてい危ない見た目をしているもの。クルマ好きにしてみれば、サソリのマークが付けられたアバルトも同様かもしれません。

 コンパクトな車体のわりに、太く大きなタイヤ&ホイール、クラウチングスタートでもするかのよう低く構えた佇まい。ひとたびエンジンをかければ驚きの轟音ときたら、「サソリの毒」を感じてしまうのも無理のない話ですからね。

 アバルトがエンブレムに使っているサソリは、創設者のカール・アバルトがさそり座生まれということにちなんだもの。当初、庶民向けのフィアット、そのなかでもスモールサイズのチューニングからスタートしていたので、「小さなクルマでもヤバい毒があるぞ」というアピールには、サソリこそピタリとはまるモチーフだったに違いありません。

 この毒にやられたが最後、急に「エスプレッソ好き」になったり、しゃべり方にやたらと熱がこもってジローラモさんみたいな早口になったり、なにかと「イタリアかぶれ」な症状が出てくることがあるようです。

 もっとも、サソリの毒は人が死ぬようなものではありませんから、イタリアかぶれになった方には「おいおい、アバルトはオーストリア人だぞ」などという解毒剤がよく効くことでしょう。

 サソリの毒より怖いのは、間違いなく毒蛇です。アバルト同様、毒蛇をアイコンに使ったクルマも、当然そうした毒性がありがち。すぐに思い浮かぶのはキャロル・シェルビーが作ったコブラ、クライスラーのダッジ・バイパー(広く毒蛇をさしますが正確にはクサリヘビ、いわゆるマムシに類する猛毒をもったヘビ)のツートップ。

 この毒にやられると、アバルトと同じくアメリカかぶれになってテンガロンハットかぶったり、バドワイザー飲んじゃったりするのかと思いきや、そちらの症状は軽そうです。むしろ、コブラの生産数やら車体ナンバー、はたまたレースリザルトを丸ごと暗記したり、バイパーにしても、初代モデルから3代目にかけてのディテール変更を一晩中語り明かすなど、重篤なオタク化のほうが問題です。

 また、ヘビの毒は実車を持っていなくとも効いてくるという厄介な側面も。昔はプラモデルがやばい媒介だったかもしれませんが、最近ではフォードVSフェラーリなんて映画からコブラの毒にやられるケースもあるようです。

 いずれにしろ、オタクへの特効薬というのはいまだ開発されていませんから(開発しているのか?)罹ってしまった場合はショック療法とばかりに、別の毒にあたってみるのがよろしいのではないでしょうか。

 アナフィラキシーショックを起こすかも?

 例えば、海の中には毒蛇よりも恐ろしい生き物がいて、なかでも赤エイの毒針は当たりどころが悪ければ即死もあり得るという恐ろしさ。コルベット・スティングレイは、そんな赤エイの名をつけられたクルマで、たしかに毒は強そうです。

 毒蛇と同じくオタク化の症状に加え、クロームやアイアンへの渇望感、サビとか浸食に対する猛烈なアレルギー反応など、頭だけでなくフィジカルまでやられることがほとんどで、助かる見込みは転地療法くらいかと。どこへ移るかって? カリフォルニアかデトロイトに決まってます。砂漠とサボテンに囲まれ、地平線まで真っすぐな道を走ってさえいれば、とりあえず命の危険は避けられるはず(笑)。

 もっとも、最近では良質なタマも激減したことで、赤エイの毒にやられるという場面も少なくなっているかもしれません。それはそれで、ちょっと寂しくもありますよね。

 それから、毒の強さは蛇やエイほどでなくとも、何度かやられるうちに致命的になる「アナフィラキシーショック」というのも面倒です。代表的なところだとハチの毒になるでしょうが、スーパー・ビーなんてこれまた毒のありそうなクルマがあるのです。

 1968年にデビューして以来〈手ごろな価格〉のマッスルカーというコンセプトが貫かれていますから、庶民の間でインフルエンザかのように蔓延してもおかしくありません。また、仮にもマッスルカーを名乗るわけですから、むやみやたらとアクセルを深く踏みたくなったり、走り出しではいつも白煙吹かさないと気が済まない、そんな重篤化も覚悟すべきでしょう。

 なるほど、ハチの毒だからといって、「小便かければ大丈夫」などと侮らないほうがよさそうです。むしろマイナーでマニアックな車種でもありますから、口の悪い連中からは「ハチの毒が頭にまわった」などと嫌なアナフィラキシーショックに陥ることも。

 クルマにまつわる毒、わかりやすいものを並べてみましたが、じつはどんなクルマも病みつきになるパフォーマンスやクセを持っているもの。雨の日には乗らないとか、カルナバワックスは手のひらで塗る、なんてのは立派な中毒症状かと。普通の方々からはそう見られていることを自覚し、せいぜい予防に努めることおすすめいたします。

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