現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 実質モーターショー?? 改造車の祭典!! オートサロンでお披露目された名車を解説!! 

ここから本文です

実質モーターショー?? 改造車の祭典!! オートサロンでお披露目された名車を解説!! 

掲載 1
実質モーターショー?? 改造車の祭典!! オートサロンでお披露目された名車を解説!! 

 改造車ばかりではない!?!? オートサロンは新車発表の場でもあるらしい!?!? 過去に発表された車好きが思わず欲しくなる名車とは!?!? 大ブームのあの車もあるらしい!! 

文:西川昇吾/写真:ベストカー編集部

実質モーターショー?? 改造車の祭典!! オートサロンでお披露目された名車を解説!! 

[amazonjs asin="4065349648" locale="JP" tmpl="Small" title="カスタムカースペシャル2024 (別冊ベストカー)"] 

■東京オートサロンでのお披露目とは!?!? 

 クルマ好きにとって年明けの大イベントと言えば東京オートサロンだ。

 1983年に「東京エキサイティングカーショー」として始まったこのイベントは、当初改造車の展示といった具合で「改造文化元年」ともアナウンスされていた。

 しかし、今や社会的にも認められ各自動車メーカーも参加するようになり、ここで初披露となるクルマも存在するほどだ。

 今回は、オートサロンで初披露や発表となったクルマたちを振り返ってみよう。

■ここから始まった!! スカイラインGT−R

R33型スカイラインGT-R

 まず歴史のターニングポイントと言える1台がR33型のスカイラインGT-Rだ

 1995年1月の東京オートサロンで正式発表されたのだ。

 自動車メーカーの市販車がこのオートサロンで発表されるということは、このスカイラインGT-Rが初めてのことであり、大きな話題となった。

 その背景には先代R32がチューニングシーンで活躍してきたこと、そしてこの年から改造の規制緩和によりチューニングやカスタマイズがしやすくなったことなどもあるだろう。

 このR33 GT-Rのオートサロンでの発表は、日産がオートサロンとチューニングを認めたことが分かるエピソードとも言えるが、

 その後継モデルであるR34 GT-Rでは更に凄いことが起きた。

 正式発表の場がオートサロンであったのは当然で、なんと事前にチューニングパーツメーカーやショップにGT-Rが納車されており、新車発表と同時にチューニングされたGT-Rがオートサロンを彩っていたのだ。

■WRCの息吹を感じる!? GRヤリス

 記憶に新しいモデルで言えば2020年に初公開されたGRヤリスだ。

 この年のオートサロンはコロナ禍の影響を受ける直前の開催であったが、ショーの中でも最も話題となっていた。

 チューニングやカスタムに興味がある人々が集まるイベントなだけに、クルマ単体はもちろんどのようなパーツが装着されているか、

 どのようなエアロ造形になっているかといった部分を細かに見ている人が多かった印象だ。

 また、WRCマシンと並べて展示されていて、この場で2020年のWRC参戦体制を発表するといったこともあった。

 GRヤリスの東京オートサロンお披露目は、ラリーとの親和性を思わせる実車公開であった。

■カルチャーとしてのカスタムカー!! bB

 オートサロンと言えばスポーツカーをベースにチューニングしたクルマが多いイメージかもしれないが、カスタマイズのジャンルは時代と共に発展し、トレンドも変化し続けている。

 オートサロンで発表された中で、そんな時代の変化を印象付ける1台がbBだ。

 若者をターゲットに、幅広いシーンでの使いやすさとカスタマイズベースの発展性を考慮して開発された初代bB。

 記者発表は2000年2月であったが、その1か月前のオートサロンで初披露となった。そして驚くのが、このオートサロンでは実に11台のカスタマイズされたbBが展示されていたということだ。

 しかもトヨタ系のモデリスタなどにとどまらず、アフターパーツメーカーがカスタマイズしたbBも並べられていたのだ。このエピソードも自動車メーカーがオートサロンを認め始めていた様子が見受けられる。

 今や自動車メーカーにとって大切な披露の場となっている東京オートサロン。それは輸入車メーカーも同じで、国内初披露の場に東京オートサロンを用いることが増えてきた。

 次回の東京オートサロンの足音も聞こえてきたが、各メーカーがどんなモデルを出すのかにも注目したいところだ。

[amazonjs asin="4065349648" locale="JP" tmpl="Small" title="カスタムカースペシャル2024 (別冊ベストカー)"]

こんな記事も読まれています

トップENEOSが痛恨のピットミス。Deloitte笹原&アレジが待望の初優勝でGRスープラ1-2/第3戦GT500決勝レポート
トップENEOSが痛恨のピットミス。Deloitte笹原&アレジが待望の初優勝でGRスープラ1-2/第3戦GT500決勝レポート
AUTOSPORT web
シビック タイプRで24時間レースに挑戦!【石井昌道】
シビック タイプRで24時間レースに挑戦!【石井昌道】
グーネット
巨大グループ期待の星! 新型プジョーE-3008へ試乗 ダッシュ力競争から1歩引いた214ps
巨大グループ期待の星! 新型プジョーE-3008へ試乗 ダッシュ力競争から1歩引いた214ps
AUTOCAR JAPAN
フェチれるアウディ「RS 6 アバント パフォーマンス」の22インチホイール! リアル「運び屋」がチョイスする本物っぷりとは【クルマdeフェティシズム】
フェチれるアウディ「RS 6 アバント パフォーマンス」の22インチホイール! リアル「運び屋」がチョイスする本物っぷりとは【クルマdeフェティシズム】
Auto Messe Web
【正式結果】2024年スーパーGT第3戦鈴鹿 決勝
【正式結果】2024年スーパーGT第3戦鈴鹿 決勝
AUTOSPORT web
2024年版 「本格派」の高性能オフロード車 10選 道を選ばない欧州 "最強" SUV
2024年版 「本格派」の高性能オフロード車 10選 道を選ばない欧州 "最強" SUV
AUTOCAR JAPAN
BYDが東京工科自動車大学校で初の「EV特別講座」を開催。未来のメカニックたちに伝えたいことと狙いとは
BYDが東京工科自動車大学校で初の「EV特別講座」を開催。未来のメカニックたちに伝えたいことと狙いとは
Auto Messe Web
夢のように走った「RR」 3台のワークス・シュコダ 130/フェイバリット/120 ラピッド(2) クラス優勝の常連
夢のように走った「RR」 3台のワークス・シュコダ 130/フェイバリット/120 ラピッド(2) クラス優勝の常連
AUTOCAR JAPAN
東欧の「ポルシェ」 刺激的だった廉価ブランドのRR シュコダ130/フェイバリット/120 ラピッド(1)
東欧の「ポルシェ」 刺激的だった廉価ブランドのRR シュコダ130/フェイバリット/120 ラピッド(1)
AUTOCAR JAPAN
【取引先からの不満は事実】日産、下請法違反勧告後の取り組みを説明
【取引先からの不満は事実】日産、下請法違反勧告後の取り組みを説明
driver@web
あまり重いと走行不可能! 重い積み荷の巨大トラックは「何トン」まで公道を普通に走ってOK?
あまり重いと走行不可能! 重い積み荷の巨大トラックは「何トン」まで公道を普通に走ってOK?
WEB CARTOP
“カツカレー”のようなクルマの進化──新型BMW X6 xDrive 35d M Sport試乗記
“カツカレー”のようなクルマの進化──新型BMW X6 xDrive 35d M Sport試乗記
GQ JAPAN
ホンダが認証不正で会見 対象車種の累計販売は325万台 「遵法性の意識に大きな問題」
ホンダが認証不正で会見 対象車種の累計販売は325万台 「遵法性の意識に大きな問題」
日刊自動車新聞
新デザインになった「ゆるキャン△ピングカー」イベント展示とオフィシャルグッズ販売が決定!
新デザインになった「ゆるキャン△ピングカー」イベント展示とオフィシャルグッズ販売が決定!
乗りものニュース
エステバン・オコン、今季限りでアルピーヌを離脱「次の計画はすぐに発表する」
エステバン・オコン、今季限りでアルピーヌを離脱「次の計画はすぐに発表する」
motorsport.com 日本版
ルノー「カングー」でこだわりの趣味を満喫!最長1年間貸与のモニターキャンペーン第3弾
ルノー「カングー」でこだわりの趣味を満喫!最長1年間貸与のモニターキャンペーン第3弾
グーネット
シボレー「コルベット E-RAY」発表 史上初の電動化&AWD車 加速性能は歴代最速に
シボレー「コルベット E-RAY」発表 史上初の電動化&AWD車 加速性能は歴代最速に
グーネット
ホンダ、新エアロにより最高速は向上も残る課題。新エンジン投入はサマーブレイク後の見込み/第7戦イタリアGP
ホンダ、新エアロにより最高速は向上も残る課題。新エンジン投入はサマーブレイク後の見込み/第7戦イタリアGP
AUTOSPORT web

みんなのコメント

1件
  • motorider
    昭和時代は改造=違法でした。主に◯◯◯◯族と呼ばれた方々のクルマやバイクがそうでした。今でもその頃のバイクやクルマを見かける事があります。先輩から引き継ぎを頼まれた? 平成の頃から改造はカスタムと呼ぶ様になりました。カスタムの方がカッコイイですね。昭和時代はドアミラーに替えただけでも違法だった。今は規制緩和で自由になりました。先日、ペッタペッタに車高を落し、4輪オーバーフェンダー、大型のリヤスポイラー、爆音マフラーにカスタムしたR35が爆音を響かせながら煽り運転を指摘のを目撃。仕掛けられたクルマは左に避けて進路を譲っていました。あんな高いクルマをあそこまでカスタム出来るのに驚き。下取りが下がる事なんて微塵も思っていないのでしょう。しかし、何処のお店がやってくれたのだろう。まさか自分でやったのかな?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

160.5193.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

10.0158.0万円

中古車を検索
bBの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

160.5193.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

10.0158.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村