■新旧併売されるカローラ、旧モデルの特徴とは
長い歴史を誇るトヨタ「カローラシリーズ」ですが、現在日本市場では旧型モデルと新型モデルが併売されています。
すでに併売開始から4年目が経ちますが、最近の動向はどうなっているのでしょうか。
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1966年に発売された初代以降、33年間も年間販売台数首位を守り、2021年にはグローバル累計販売5000万台を突破したカローラシリーズ。
2023年現在、12代目となったカローラシリーズは世界中でグローバル販売されています。
グローバルでは、基本的に「カローラスポーツ(ハッチバック)」、「カローラ(セダン)」「カローラツーリング(ワゴン)」、「カローラクロス(SUV)」、「GRカローラ(スポーツハッチバック)」をラインナップ。
また日本では、2012年に登場した11代目となる「カローラアクシオ(セダン)」と「カローラフィールダー(ワゴン)」がビジネスユーザー向けに現在でも販売されるなど、複雑な展開となっています。
なお、日本市場において新旧モデルを併売する理由について、トヨタは次のように話しています。
「カローラアクシオとカローラフィールダーは、以前から法人のお客様が多かったです。
当時の販売比率では、アクシオが全体の約50%、フィールダーが約25%が法人でした。
そうしたこともあり、12代目に変わった際でも法人などを含めた幅広い需要に対応するため、カローラアクシオとカローラフィールダーのグレードや装備の見直しを行い併売することにしました」
直近の動向では、2022年に11代目のカローラアクシオ/カローラフィールダーも改良が行われ、安全&快適に関する装備が刷新されています。
旧モデルかつビジネス向けとして併売される2台のグレード展開は、カローラアクシオが1.5リッターガソリン車にも「EX(2WD/4WD・CVT/MT)」と1.5リッターハイブリッド車に「EX(2WD)」を設定し、価格は161万1600円から217万7000円。
カローラフィールダーは、1.5リッターガソリン車に「EX(2WD/4WD・CVT/MT)」と1.5リッターハイブリッド車に「EX(2WD)」を設定し、価格は175万8400円から233万400円となります。
こうした特徴を持つ2台ですが、2019年の併売開始から約4年が経過したカローラアクシオ/カローラフィールダーの現状はどうなっているのでしょうか。
関東地方のトヨタ販売店のスタッフは次のように話しています。
「ビジネス向けとして、法人様からの需要は一定数存在します。
現行カローラシリーズがあるためアクシオ/フィールダーは多く売れるモデルではないですが、他社などでこの手のビジネス向けモデルが少ないため貴重な存在です。
また個人からも価格面やサイズ面、機能面など様々な理由からアクシオ/フィールダーを選ばれることもあります」
また東北地方のトヨタ販売店では、次のように話しています。
「プロボックスは4ナンバーですが、フィールダー5ナンバーという違いがあります。
またお客様からは比較的安く、乗りやすく、荷物が乗る営業車としての需要はある他、『商用車ぽいデザイン』を敬遠するお客様さまからの需要はあります」
※ ※ ※
また近畿地方のトヨタ販売店では「高齢層のお客様からの需要もある」といい、ボディサイズが拡大した12代目と比べて扱いやすいというのも魅力なようです。
なお5月16日時点の納期目安は、「カローラアクシオ/カローラフィールダー共にガソリン車が約5か月、ハイブリッド車は6ヵ月以上」となっています。
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