■2019年登場の第2世代「GLE」がマイナーチェンジを実施
メルセデス・ベンツ日本は2023年9月28日、新型「GLE」および新型「GLEクーペ」を発売しました。
マイナーチェンジを実施し、外観デザインの刷新に加え、インフォテイメントシステムを最新世代にアップデートするなどの変更を実施しています。
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メルセデス・ベンツ「GLE」は、前身モデルである「Mクラス」が1998年に誕生して以降進化を続け、SUVらしい力強さとスポーティネスを表現したエクステリアデザイン、上質感あふれる内装、オンロード、オフロードともに優れた走行性能を備えたことで、「プレミアムSUV」カテゴリーをけん引してきた1台です。
2015年には現在のGLEに名称を変更し、ミディアムサイズのセダン・ワゴン・クーペ「Eクラス」シリーズのSUVという位置づけを強化しています。
2世代目となる現行モデルは2019年6月にフルモデルチェンジし、プレミアムSUVとしての特性はそのままに、内外装デザインを一新。最新技術を搭載し、3列シートの7人乗りを設定しました。
一方GLEクーペは、2016年にGLEをベースに誕生したスタイリッシュなクーペSUVです。
2020年6月にフルモデルチェンジした2代目のGLEクーペは、クーペSUVの個性を引き継ぎながら、内外装デザインを一新し、最新技術と装備を搭載して生まれ変わりました。
オンロードでの軽快な走りとオフロードでの走破性を継承しながら、自然対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」と最新の安全運転支援システムを備え、利便性も向上しています。
今回のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインを刷新しました。
フロント周りは、新デザインのヘッドライトや、クローム仕上げの小さなスリーポインテッドスターが無数に散りばめられたシングルルーバータイプの「スターパターンフロントグリル」を採用。
また、SUVらしさを強調した新デザインのフロントバンパーや、新色ホイール、新デザインのテールライトなどでイメージを新たにしています。
さらにメルセデスAMG GLE53 4MATIC+とメルセデスAMG GLE53 4MATIC+クーペは、新デザインのボンネットエンブレムなどを採用しました。
なおこの2モデルは、最高出力320ps、最大トルク560Nmを発揮する3リッター直列6気筒ガソリン直噴ターボエンジン搭載の高性能仕様です。
このほかの変更点としては、新世代のステアリングホイールを採用し、操作系をステアリング周りに集約するとともに操作性を向上させました。
さらに最新のMBUXと、現実の景色をナビ画面に映し進路を指し示す「MBUX ARナビゲーション」を標準装備します。
パワートレインも変更が加えられています。
「ISG」を搭載したGLE 450d 4MATIC SportsとGLE 450d 4MATIC Coupeを追加し、全モデルが電動化を果たしました。
ISGはエンジンとトランスミッションの間に配置された電気モーターで、オルタネーターとスターター機能を兼ねたもので、48V電気システムと組み合わせマイルドハイブリッドシステムが構成されます。
また、スイッチ操作1つでエンジンやトランスミッションの特性を切り替える「DYNAMIC SELECT」に備わる「Offroad」モードでは、360°カメラシステムを用いた「トランスペアレントボンネット」機能を全車標準装備しました。
センターディスプレイ上にクルマのフロント部分下方の路面の映像 (フロントタイヤとその操舵方向を含む)を仮想的に映し出す機能で、悪路走行時に大きな石や深いくぼみといった障害を車内から確認できるものです。
新型「GLE/GLEクーペ」の販売価格(消費税込み)は、「GLE 300d 4MATIC」1376万円から、「メルセデスAMG GLE53 4MATIC+クーペ」1805万円までとなっています。
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