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メルセデス新型「Eクラス」日本上陸! デザインだけでなく中身が大きく変更

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メルセデス新型「Eクラス」日本上陸! デザインだけでなく中身が大きく変更

■日本で販売される乗用車で初の「AR(拡張現実)ナビ」を採用

 メルセデス・ベンツ日本は2020年9月10日、2016年の新型発表以来の大幅刷新となる新型「Eクラス」を発表、同日より予約注文の受付を開始した。

【画像】大幅刷新! メルセデス・ベンツ新型「Eクラス」を画像でチェック(26枚)

 エクステリアデザインは、シャープでダイナミックな印象に一新。AMGラインエクステリアが標準装備となり、スポーティな印象に仕上がっている。

 フロントラジエーターグリルは下部が広がる台形となるとともに、クロームのダイヤモンドグリルを採用。また「E450 4MATIC エクスクルーシブ」には、伝統のスリーポインテッドスターが輝くボンネットマスコットを採用した。

 リアエンドのデザインも刷新。横長で外側に向かって上下方向の高さが増す2分割型リアコンビネーションランプが採用され、ワイドさを強調するデザインとなった。

 インテリアでは、メルセデス初となる新世代ステアリングを採用した。「スポーツ」各モデルとメルセデスAMG各モデルには3本ツインスポークを採用し、スポーティさを演出する。またナビやインストゥルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を、すべて手元で完結できる機能性も有している。

 新型Eクラスのインフォテインメントシステムは、12.3インチのワイドスクリーン2画面を標準装備する。また対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を採用する。これは「ハイ、メルセデス」をキーワードとして起動、多くのインフォテインメント機能に加え、各種ヒーターや照明など多様な便利機能にも対応している。

 さらに日本で販売される乗用車で初のAR(拡張現実)ナビゲーションを採用する。これは、目的地を設定して行き先案内をする場合、地図上に進むべき道路がハイライトされるが、それに加えて車両の全面に広がる現実の景色がナビゲーション画面の一部に映し出され、進むべき道路に矢印が表示されるもの。これにより、直感的にどの道路に進むべきかを判断することができる。

 最新安全運転支援システムも標準装備される。「アクティブレーキアシスト(歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付)」は、対向車線を横切って右折しようとするときに、対向車線を直進してくるクルマと衝突する危険がある場合、車速10km/h以内であれば自動ブレーキが作動するものだ。

 またEクラスとしては新たに、停車時にドアを開けようとした際、後方から障害物が迫ってくる場合の警告機能を採用した。

 パワートレインは、「E200スポーツ」「E200 4MATIC スポーツ」には1.5リッター直列4気筒ターボ「M264」と「BSG」「48V電気システム」などを採用する。このエンジンは単体で184ps・280Nmを発生。さらにBSGと48V電気システムは、回生ブレーキなどにより発電した電気を約1kWhのリチウムイオン電池に蓄電、必要に応じて最大トルク160Nmの動力補助をおこなうものだ。

「E300スポーツ」には2リッター直列4気筒ターボエンジンを採用、258ps・370Nmの最高出力・最大トルクを発生する。

「E450 4MATIC エクスクルーシブ」には、新たに3リッター直列6気筒ガソリンエンジン「M256」とともに「ISG」「48V電気システム」などの新技術を搭載する。エンジン単体で367ps・500Nmを発生、さらに22ps・250Nmを発生する電気モーターISGと48V電気システムにより、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電をおこない、約1kWhのリチウムイオンバッテリーに充電する。その電力を利用して動力補助をおこなうことで高い効率性を力強い加速を実現する。

「E220dスポーツ」195ps・400Nmを発生する2リッター直列4気筒クリーンディーゼルターボエンジンを搭載。また「E350deスポーツ」には、E220dスポーツに搭載されるクリーンターボに122ps・400Nmのモーターを組み合わせ、システム総合の最高出力は306ps・最大トルクは700Nmを発生する。電気モーターのみで走行可能な航続距離は最長50kmで、ディーゼルとプラグインハイブリッドを組み合わせた乗用車は日本で唯一となる。

「E350eスポーツ」は211ps・350Nmを発生する2リッター直列4気筒ターボ「M274」が搭載される。組み合わされるモーターは122ps・440Nmで、システム最高出力は320ps・最大トルクは700kmとなる。電気モーターのみでの航続可能距離は最長51kmだ。

●メルセデス・ベンツ Eクラス 車両価格(消費税込)

【Eクラス セダン】

E200 スポーツ 769万円
E200 4MATIC スポーツ 794万円
E220d スポーツ 793万円
E300 スポーツ 910万円
E350e スポーツ 895万円
E350de スポーツ 918万円
E450 4MATIC エクスクルーシブ(ISG搭載モデル) 1144万円
メルセデスAMG E53 4MATIC+(ISG搭載モデル) 1259万円
メルセデスAMG E63S 4MATIC+ 1867万円

【Eクラス ステーションワゴン】

E200 ステーションワゴン スポーツ 810万円
E200 4MATIC ステーションワゴン スポーツ 837万円
E220d ステーションワゴン スポーツ 831万円
E300 ステーションワゴン スポーツ 953万円
E450 4MATIC ステーションワゴン エクスクルーシブ(ISG搭載モデル) 1203万円
メルセデスAMG E53 4MATIC+ステーションワゴン(ISG搭載モデル)1288万円
メルセデスAMG E63S 4MATIC+ ステーションワゴン 1912万円

【Eクラス オールテレイン】

E220d 4MATIC オールテレイン 938万円

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みんなのコメント

4件
  • 個人的には悪くないんだけど、Eクラスって、もう少し風格のあるスタイリングではなかった?
    ボディラインにあまり特徴がないからかな。
  • 外見は時間の問題と思うが、前期型の方が存在感があったと感じる。これなら、後期の5シリーズの方が存在感、かっこよさともにあると思う。暫く、前期型を乗り続けようと感じた。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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