スズキ ソリオ 「2012年式ソリオ1200Gについてのレポートです。初期型でDJE・エネチャージ・アイドリングストップなし、後席座面固定の最廉価車になります。十分に広」のユーザーレビュー

2012年式ソリオ1200Gについてのレポートです。初期型でDJE・エネチャージ・アイドリングストップなし、後席座面固定の最廉価車になります。十分に広

2015.2.1

総評

2012年式ソリオ1200Gについてのレポートです。初期型でDJE・エネチャージ・アイドリングストップなし、後席座面固定の最廉価車になります。十分に広いキャビンと、見た目を裏切る軽快感のある走りは、質実剛健なスズキならではの美点でしょうか。左レーンキープで無茶な走りを要求しない限り、主に忠実で、広くて快適なコンパクトワゴンになるでしょう。

満足している点

室内高が高く、平均的な成人男性でも車内で中腰可能。
運転席と助手席間に間があり、標準的な体格なら
”工”の字型のウォークスルーが可能。
後席は成人男性でも足が延ばせる上、前席シート下に足を入れられる空間があり、快適。
想像以上に体感車両重量が軽いためか、1200㏄エンジンでも平地の一人乗りで不満なく市街地を流せた。
エンジン音があまり聞こえず、吸気系の補器類音がメインで聞こえる程静か。
車内の広さとは裏腹に、車庫入れがしやすい。

不満な点

他のスズキ車の例にもれず、ゼロ発進から走り出しまでが遅く、40㎞付近(CVTの主/副切替タイミングか？)頃でギクシャク感を感じる時がある。
坂道発進時の後退防止機能がない。ショッピングセンター等の高層階駐車場進入路での渋滞の際は、ドライバーの的確なペダルさばきが必要。
強い横風にあおられやすい。ただ、タイヤサイズやスタビ、ショック次第では緩和できるかもしれない。
体格によってAピラーと補助窓が死角になる場合があり、運転者での自衛策が必要。
サイドミラーの鏡面が車体の割に小さい。
センターベンチレータは気休め程度。
標準の２スピーカーは、設置位置が低く、音のリニア感に欠ける。長く乗る人や、音楽好きな方はDIYで４か６スピーカーにするとよい。
ないものねだりになるが、あと30CMラゲッジが長いと申し分なし。
ブレーキはいわゆるカックン・ブレーキになりやすいが、社外パッドや運転者次第で対応できるかもしれない。
初期型・前期型は中央の室内灯がないが、カーテンエアバッグ付き車を選べる。後期型はその逆であり、バランスのとれた新型の早期発表を願う。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験