2015年11月
■2015年11月
日産はセレナに外観デザインの変更や安全装備の充実化、燃費の向上など、大幅な改良を加えたマイナーチェンジを実施し、2013年12月25日に発売した。
全車とも外観はフロントからリヤまでデザインに手が加えられた。全車とも立体的で存在感のあるフロントグリルや、二段構えのヘッドランプを採用したほか、フードやフェンダー、バンパーのデザインも変更した。
さらにハイウェイスターは、サイドシルプロテクターやアルミホイール、LEDリヤコンビネーションランプにも変更を加えている。ボディカラーは5色の新色を追加し、全9色の設定とした。
フロントドアのスーパーUVカット断熱グリーンガラスの採用をはじめ、フロントウィンドウに開放感と防眩を両立するトップシェード、3列目シートにパーソナルテーブルなど、快適性や使い勝手をより向上させる装備を追加した。
先進安全装備としては、衝突回避を支援するエマージェンシーブレーキとLDW(車線逸脱警報)を、20Sを除く全グレードに標準装備し、MOD(移動物検知)機能を追加したアラウンドビューモニターや踏み間違い衝突防止アシスト、ふらつき警報なども追加した。
2014年5月8日にはライダーをベースに、フロントの灯火装置にシャープな白色LEDを採用して先進感あふれるフロントマスクとした特別仕様車「ライダー ブラックライン ZZ」を発売した。
同年10月1日にはハイウェイスターとハイウェイスター“アドバンスドセーフティパッケージ”をベースに、LEDヘッドランプとワンタッチオートスライドドア(両側)を標準装備した特別仕様車「「Vセレクション+セーフティ」を発売した。
同年11月13日にはハイウェイスター Vセレクション+セーフティをベースに、フロントプロテクターや専用ダーククロムグリルなどを追加装備した特別仕様車「エアロモード」を発売した。
2015年7月15日には、LEDヘッドランプやワンタッチオートスライドドア(両側)などを追加装備した特別仕様車「ハイウェイスター Vセレクション+セーフティII」と「ハイウェイスター Vエアロモード+セーフティII」、「20X Vセレクション+セーフティ」を発売した。
あわせて前席ヒーター付シート(20Sを除く)や日産オリジナルナビ取付パッケージを全車にオプション設定するなど、一部仕様を変更した。
なおセレナの一部仕様変更にあわせ、カスタムカー「ライダー」シリーズの仕様も一部変更した。
同年11月25日にはハイウェイスター専用エクステリアを採用するとともに、ワンタッチオートスライドドア(助手席側)や、プッシュエンジンスターター、スーパーUVカットガラス(フロントドア)などを採用した「ハイウェイスター Sエディション」を新グレードとして設定した。なおカスタムカー「ライダー」シリーズにも「ライダー Sエディション」を設定している。
あわせて20Sにエマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)を標準装備した。