いすゞ のみんなの質問

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いすゞは新型EVトラックに
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使いそうです
カナダ・米国で販売するようですが
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは低温に弱いのではないのですか?

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回答一覧 (2件)

  • 車載用電池のリチウムイオン電池には、三正極材にニッケル・コバルト・マンガン酸リチウムが使われる三元系電池とリン酸鉄リチウム電池がある。

    中国の車載電池市場では、リン酸鉄系リチウムイオン電池のシェアが「三元系」電池を凌駕している。

    両者にはそれぞれ一長一短がある。三元系はエネルギー密度が高く、低温時にも比較的安定した出力が得られる半面、希少金属のコバルトを使うためにコストが高い。また毒性のあるコバルト系化合物を用いる場合がある、一方、リン酸鉄系はエネルギー密度が三元系よりも低く、低温時には出力が低下しやすい。しかし希少金属を使わないためコスト面では勝る。

    同容量の電池で比較すれば、エネルギー密度が高い三元系のほうがリン酸鉄系よりも重量を軽くできるので、電池の搭載スペースを広くとる乗用車には三元系、バスやトラックにはリン酸鉄系が適しているとの考え方が、従来の車載電池業界では一般的だった。しかし技術革新を通じてリン酸鉄系のエネルギー密度が改善し、コバルトなど希少金属の供給が中国に支配されていることもあり、コスト面の魅力が相対的に高まったことが、リン酸鉄系リチウムイオン電池の市場シェアが急上昇している。
    ここ数年、高級乗用車でもリン酸鉄系を採用するケースが増え、アメリカのテスラや、中国の小鵬汽車は、主力車種にリン酸鉄系電池を搭載した車種を投入。新興EVメーカーの蔚来汽車は、リン酸鉄系と三元系を両方組み合わせたバッテリーパックを販売している。

  • リン酸鉄リチウム電池は、リン酸鉄リチウム(LiFePO4:無毒)を
    正極に使用し、リチウムイオン電池は、リチウムマンガン酸化物
    か、リチウムコバルト二酸化物(LiCoO2:猛毒)を正極に使用
    します
    リチウムイオン電池は正極と負極がショートして発火する場合が
    あり、一度消火しても内部で燃焼反応が継続しているため、再び
    出火や爆発が起こる可能性があります

    リン酸鉄リチウムイオンバッテリーの利点は、爆発事故がおこり
    にくいので安全性が高い点です
    しかしリチウムイオンバッテリーに比べて、電圧・エネルギー
    密度が低いので、容量当たりのコストは高くなります
    リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、5000回以上のサイクル
    寿命があり、長期間使用できます
    一方、低温では、電池内の電解液が粘性を増し、イオンの移動度
    が低下するので、エネルギー密度が低くなります。

    いすゞがEVトラックにリン酸鉄リチウム電池を採用したのは
    優れた安全性と長寿命のためでしょう しかし重量当たりのコスト
    とカナダや米国北部など寒冷地ではヒート機能による保温対策
    などが必要になるでしょう

    いずれにしてもEV用バッテリーはまだ進化途上なのでトヨタなど
    の次世代バッテリーの登場が待たれます

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