ベアリングの圧入の仕方について質問させてください。 当方はホンダ・トゥデイ(AF61)に乗っております。

Question

トランスミッションギア＝ファイナルリダクションギアをハイギアからノーマルギアに戻すついでにリアアクスルシャフトのベアリングを交換しました。
NTN→NSKへ交換しましたが装着前の確認では指で回した時にはクルクルと軽く回っておりました。
トランスミッションケースに圧入するためにベアリング外径と同径のワッシャーをあてがい、その上から同径のソケットレンチをあてがい、はじめはゴムハンマーで最後は鉄ハンマーで圧入しましたが、圧入されたベアリングを指で回すと圧入する前の回り方に比べ回り方が重くなっていました。
その後、トランスミッションケースを閉めギアオイルを入れましたが、ネット情報でギアオイルは通常はエンジンオイルを入れるようですが余っていた四輪車用のオートマチックフルードでも良いとの情報でオートマチックフルード入れました。
オートマチックフルードは７５－９０Wというものでした。
最終的に後輪タイヤを装着し手で後輪タイヤを回しましたが以前より回り方が重いように思います。
エンジンを始動してもアイドリング状態でタイヤは回転しません。
以前はアイドリング状態でゆっくりと回転しておりました。
これは、ベアリングの入れ方が悪くてベアリングが曲がって装着されてしまってるのでしょうか？
それともギアオイルの粘土が濃いので抵抗になってるのでしょうか？
整備に詳しい方からの情報をお待ちしております。
宜しくお願い致します。

Answer 1

ソケットの下にワッシャーをかました理由ははなんでしょうか？
アウターのみを叩くためにソケットを使うのに、ワッシャーがあるとインナーも一緒に叩いてしまっていませんか？

質問者からのお礼コメント

丁寧な回答に感謝しております。
圧入するとき力を入れるところを間違えるとベアリングを破損させますね。

Answer 2

ベアリングは衝撃に弱いのに叩いて装着はダメですね。回転不良の出ないように力を加えて組みましょう。

Answer 3

そもそものベアリングの形式が不明です。
自動調心？アンギュラ？深溝？
それによって、ハウジング側や、シャフトの製作公差が異なりますし、
組み付け時に与圧をかける設定かどうかも変わってきます。
結果、組みつけがそれで良かったのかどうかを判定しかねます。
また、ベアリングは、純正ではなく、品番から汎用を購入し、使用したのでしょうか？
そのあたりも分かりません。
ベアリングの品番は、外輪、内輪には、基本的な品番しかマーキングがありませんが、実際には、内部スキマのレベル、材質、初期充填グリス、
ペアで使う場合の公差設定などがあり、それは、自動車メーカーと、
ベアリングメーカー側で決めているはずですので、
細かい枝番は、公表されません。
ハブベアリング程度であれば、設計の知識がある人間であれば、
ある程度判別がつきますが、ミッション内部となると、
なかなかやっかいと思います。
それでも、形状や、使用状態から、見ればある程度の推論はできるかも知れませんが・・・
その感じだと、ラジアル方向とスラスト方向の両方の力を受けられるベアリングを使用し、かつ、それなりの荷重に耐えられる設計である必要があると予測されます。
回転数はたいしたことは無いでしょうし、シャフトが細いので、
周速もあまり速くないでしょうが、温度が高いと思うので、
内部スキマの設定は大きめになっている可能性があります。
アンギュラである可能性があり、与圧設定が必要です。
枝番は、C3あたりに近いと考えられます。

一番手っ取りばやいのは、メーカー純正部品を使い、組みなおすことでしょう。

参考まで。