アウディ A3 「中身の濃い車 今月納車されたばかりの2010年モデルです。(ハンドルスイッチのパネルが1.8T~と同一になり、DISのギヤポジ表示が変更されています)」のユーザーレビュー

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アウディ A3

グレード:-

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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中身の濃い車 今月納車されたばかりの2010年モデルです。(ハンドルスイッチのパネルが1.8T~と同一になり、DISのギヤポジ表示が変更されています)

2009.9.20

総評
中身の濃い車
今月納車されたばかりの2010年モデルです。(ハンドルスイッチのパネルが1.8T~と同一になり、DISのギヤポジ表示が変更されています)
まだ慣らし運転中ですが、すでに様々なシチュエーションでの走行をこなしましたのでレビューしてみます。
<経緯>
国産5ドアHB(NA1.8L)からの乗り替えです。
9年落ちとなり、そろそろ買い替え時期かなと思いつつも見渡せば昨今の国産コンパクトカーはエコエコの大合唱であり、確かにエコは大事だけどそれしか取り柄がないのか!と辟易しておりました。
そこでやむなく輸入車に目を向けてみたところナイスな車があるではあーりませんか!しかもプレミアムブランドにしてはお求めやすいお値段!
同じエンジンを積む新型ゴルフもすこぶる評判がよろしいようで、価格差から一時はそちらに傾きかけたものの、最終的には第一印象で「かっこいい!」と思えたA3スポーツバックに決めました。
オーソドックスな中にも凡庸でない個性を備えたエクステリアデザインには、心奪われるものがあります。
鋭い眼光で前方を見据えるフロントマスクはコンパクトカーに似つかわしくないほどのイケメンですし、点灯させると輪郭だけが光るリアコンビランプも目新しく、HBではとかく没個性になりがちなリヤビューをお洒落に演出しています。
傾斜の緩いボンネットと低めのルーフが描くシルエットは古典的ですらありますが、あえて実用本位のファミリーカー然としていないところが気に入りました。
満足している点
低速から太いトルクを発生させるTFSIエンジンと7速Sトロニックの組み合わせは、燃費と走りを見事に両立してくれます。
1.4Lターボに豪快さはないものの、アクセルを少し踏み込むだけで気持ち良く速度が乗っていきます。
会社の同僚のBMW120iと乗り比べてみても実用域でのパワー感にまったく遜色はなく、1クラス上の余裕が欲しかった私にとって願い通りです。
それでいて、町乗り12km/L、高速16km/Lと、燃費も優秀。前の車は頑張っても11km/L台でしたので、ハイオク仕様であっても燃料代が安上がりなのは有り難いですね。
また、がっしりしたボディと足回りの良さは特筆ものです。
昔、走り屋の端くれだった頃に走っていたワインディングに持ち込んで流してみましたが、特に感心したのは、吸い付くような安定感だけでなく、ハンドルを切り込むと極めて自然にリヤが外に出てくれることによって、見事なオン・ザ・レール感覚を生み出していることです。
フロントが重いはずのFF車でありながら、まるでその時だけ後軸荷重が増加したのかと錯覚してしまうほどですが、さり気なくこういう特性を持っているのは驚きで、アウディというメーカーの走りに対する理解の深さを思い知らされます。
さらにオーバースピードでコーナーに進入してみると、おそらく普通の人なら「うっ!」と思うであろうタイミングでESPが作動するなど、このあたりの制御も絶妙です。
決して峠を攻めるための車ではありませんが、限界性能はかなり高い所にあると感じますし、スポーツバックの名は伊達ではないといったところでしょう。
単なるFFでさえこれですから、クワトロなら一体どれほどのものなのかと思うと気が遠くなってしまいそうです。
一方、室内はさほど広くありませんが、質感が高く実に落ち着いた雰囲気です。
停車中はエンジンがかかっているのが分からない静粛性や微振動の無さも、ボトムラインとはいえさすが高級車メーカーだけのことはあります。
それから、車好きの諸氏が口を揃えて「欧州車はシートが良い」とおっしゃる意味がようやく私にも分かりました。
ショールームにあったクワトロのスポーツシートは小柄で細身な私でもビシッとはまる素晴らしいものでしたが、標準シートでも充分な出来の良さです。姿勢の悪い私は長距離運転時に腰が痛くなっていましたが、この車では大幅に軽減されました。
不満な点
多くの方も指摘されているようにカップホルダーは謎ですね。どうしてこんな所に配置したのか、ディーラーの方も嘆いていました。
低速でのギクシャク感は確かにあります。渋滞の中ではMT車でノンスナッチをやるようなアクセルワークが必要ですが、そんな時私はあえてSモードを使ってシフトを抑えたりしています。
また、別の方が書かれていたエンジンストールについては私もディーラーの方から説明を受けましたが、幸い私の車ではまだ一度も起こっていません。

最廉価グレードとはいえ、いくつかのオプション込みで総額360万円という価格は、私のような貧乏サラリーマンにとって熟考を要する買い物であったのは確かです。
正直、私は自他共に認めるケチくさい人間ですし(笑)、ましてバッジ代の高い輸入車オーナーになるなどとは思いもしませんでした。
しかし、小さいながらも中身の濃いこの車が高すぎるとはこれっぽっちも思いませんし、買って良かったと心底満足しています。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験

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