アウディ A1 スポーツバック 「面白い要素がおおいものの・・・ アウディＡ１は2011年に発売されたアウディのエントリーモデル。 グレードは1.4Lしかないものの、レザー仕様やベース」のユーザーレビュー

面白い要素がおおいものの・・・ アウディＡ１は2011年に発売されたアウディのエントリーモデル。 グレードは1.4Lしかないものの、レザー仕様やベース

2012.7.16

総評

面白い要素がおおいものの・・・
アウディＡ１は2011年に発売されたアウディのエントリーモデル。
グレードは1.4Lしかないものの、レザー仕様やベースモデルに手を加えたコンペティションモデルやデカール（シートフィルム）を貼ったモデル、ルーフカラーを別の色に出来たり、最近では111台限定のサムライブルーLtdなど、バリエーションが豊富で、セカンドカーとしての顧客を目的としているせいか、遊び心を取り入れた車作りが見て取れるモデルです。
競合車種にはＶＷクロスポロ、ＢＭＷミニ、シトロエンDS3など個性的な車が多いこともあっての戦略かもしれません。
面白い要素を持ちつつもトータルのバランスではＡ３に劣っていると感じずにいられない。やや残念な部分が多い車だと思います。

満足している点

・クリープは弱いです。やや出足が遅いのはアイドリングストップのせいでしょうか。最初以外はとてもきびきび走ります。同じエンジンのA3とのギア比を見比べると早いシフトチェンジで低速～中速域でより力強いトルクを生むような設定で、出だしをのぞけばもたつき感は特に感じません。
・エンジンはとても静かです。ボディ剛性も日本車とは比にならない堅牢なつくりです。ドア一枚から国産の同クラスとはいわずものがなですが、ミニやDS3にも勝る部分です。ハンドルはとても軽いです。実に曲がりやすく乗りやすいもので、応答性がとても優れています。この辺はさすがアウディ。プレミアム感を薄めない立派なものづくりをしてくれます。さらに燃費のよさ。及第点の運動性能を持ちながら、約18km/l。走る喜びを沸かせるいい車です。
・音声認識機能など充実したＭＭＩが標準装備。上位グレードと同じ装備を持つエントリーモデルはかつてあっただろうか？10スピーカーシステム搭載で音が立体的に聞こえます。標準装備でも十分満足いくレベルの高さです。
・見た目（フロントマスク）はもっと高価なグレードとほとんどかわり栄えが無いので高級感は十分持ち合わせています。

不満な点

・スポーツバックのサイズは、3ドアハッチバックのA1とほぼ同じ。全長：3970mm、全高：1440mm、ホイールベース：2465mm、全幅は５mm拡大されて1745mm。やはり小さな車です。運転席助手席は広く感じますがシートピッチが狭く、後部座席は姿勢よく腰を深く座るようなかんじでした。またそういう座り方をすると髪の毛が天井に当たってしまうので背の高い方の後部座席はかなりきついかと・・・。そういう意味においては４枚ドアの有用性をあまり感じません。
・ぶっちゃけ値段。300万だと現行A3（ナビとかないノーマルモデル）と変わらない。A1当初からのマイナス点が4枚ドア仕様の値上げででなお目立つ事となった。次期Ａ３はレクサスCT180と同程度の価格帯まで引き上げる前提からのA1の設定価格とは思うが・・・。
・この値段であればキセノンは標準でも良かった。プレミアムコンパクトを謳うにはこの差別はよくわからない。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験