ボディタイプ別売れ筋、ワゴンとSUVが健闘

セダン:クラウンが3ヶ月ぶりに首位

セダン市場は合計1万4410台で前月比28％減とこれまた落ち込みは大きかったが、そんななか「トヨタ クラウン」が5月以来、3ヶ月ぶりに首位を奪還。厳しい状況のなかでトヨタフラッグシップセダンの威厳を見せた。クラウンは7月上旬に一部改良され、ハイブリッド車にフルタイム4WD車が追加されるなどラインアップが強化されている。その販売が好調に推移すれば来月以降もいい位置につくことができそうだ。

そのクラウンに後塵を浴びせられた「トヨタ カローラアクシオ」は、前月比41.9％減と販売上位車のなかでも特に落ち込みが大きかった。アクシオは去年8月のハイブリッド車の追加からすでに1年が経過しており、話題性が薄れている感はある。とはいえクラウンに続く老舗セダンとあって、上位に居続けるあたりはさすがカローラだ。なお今月からセダンのリストに「スバル WRX」の名が登場している。出たばかりなので8月の販売台数は219台と控えめで終わったが、登録が順調に進めば順位を上げてくるはず。今後の動向に期待したい。