【訃報】篠塚建次郎氏…WRCとパリダカで日本人初優勝、生涯現役を貫いたレジェンド
掲載 carview! 文:編集部/写真:三菱自動車 2
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2024年3月18日、ラリードライバーである篠塚建次郎氏が膵臓がんのため長野県の病院で亡くなった。75歳だった。
篠塚氏は1971年に三菱自動車に入社し、社員ドライバーとして1986年からパリ・ダカールラリー(パリダカ)への挑戦を開始し、1997年には「パジェロ」で悲願の日本人初の総合優勝を果たすなど、国内外のラリーで輝かしい功績を残した人物。
1991年~1992年には「ギャランVR-4」を駆り世界ラリー選手権(WRC)アイボリーコーストラリーを2連覇をするなど、日本人として初めてWRCでも総合優勝を達成した。
第一線を退いた後も、母校である東海大学でソーラーカーレースに挑戦する学生をサポートするなど、後進の育成にも尽力する傍ら、自身もAXCRアジアクロスカントリーラリーに参戦し優勝、2018年には再びアフリカの地へ戦いを求め「アフリカ・エコレース」に挑戦するなど、生粋のラリーストとして生涯現役を貫いた。
また、モータースポーツの発展に寄与したとして、2022年には日本自動車殿堂に殿堂入りを果たし、再びアフリカ・エコレースへの挑戦準備を進めていたが帰らぬ人となった。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
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