国産オープンは絶滅危惧種状態
「一度は乗ってみたい」という声や「もう一度乗りたい」という声を聞くことが多いのがオープンカー。なんといっても独特の雰囲気があってカッコいいし、条件のいい中で屋根を開けた時の気持ち良さや爽快感は、ドライブの楽しみを倍増してくれるもの。
一方でオープンカーは非常に数が限られる。新車で買える国産車のオープンカーを見渡すと、トヨタでさえ高額な「レクサス LC500」を除くと「コペン GRスポーツ」をラインナップするのみ。日産は、現在はラインアップゼロ。ホンダも「S660」が受注終了になった今はラインアップしていない。マツダは「ロードスター」で気を吐くが、あとはダイハツの「コペン」とロードスターベースの「ミツオカ ヒミコ」ぐらいしか存在しないのだ。
そこで範囲を輸入車にまで広げて、乗り出し200万円以下(車両本体価格180万円以下)で良質な中古車が狙える3車種をピックアップしてみた。
ゴーカートフィーリングも味わえる
まずは、おしゃれ番長の「MINI コンバーチブル」を探してみた。200万円以下の予算枠だと、2012~2014年式の高出力モデル「クーパー」あるいは「クーパーS」が手に入りそう。爽快感と同時に元気のいい走りも手に入るのはMINI コンバーチブルの魅力。この世代のモデルは2010年10月にフロントバンパー等のデザイン変更を受けており、これ以降のモデルが狙い目だろう。
高嶺の花だった3シリーズカブリオレも視野に
次に、みんなの憧れの的であるBMWは、2シーターの「Z4」なら先代モデルの2009年~2012年式が射程圏内。ダウンサイジング前の自然吸気6気筒エンジン「シルキーシックス」がこの価格なのは実に魅力的。4シーターだと、2015年以降に出た2シリーズカブリオレはまだ高い。ただし、より上級の「3シリーズ カブリオレ」が2007~2009年式であれば予算内に入ってきて、こちらなら過給器付きの直6エンジンが堪能できる。また、コンパクトクラスだと「1シリーズ カブリオレ」の最終年式に近い2013年式が購入可能だ。信頼性が高いモデルではあるものの、いずれもほぼ10年選手となるので、できるだけ走行距離が少なく程度の良い個体を選びたい。
新しめのお手頃モデルを求めるならフィアット500Cがオススメ
最後に、古さを感じさせない代表格として、ロングセラーモデルのフィアット「500C」をご紹介。レトロっぽい雰囲気が魅力の同車は、元々の車両価格が安いため2017年式まで予算内で購入可能。限定車も数多く出ており、他人と被らないボディカラーも狙いやすい。なおフィアット500Cは2016年1月にLEDデイライトの追加などのマイチェンを受けており、それ以降のモデルはさらにおすすめだ。
以上、乗り出し200万円以下の輸入中古オープンカーを紹介してみた。これからは春に向け、徐々に季節が移り変わってくる時期。開放感抜群のオープンカーを選べば、気分が晴れない時のモヤモヤも一気に吹っ飛ぶはずだ。
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みんなのコメント
国産の中古とは大きく違いますよ。
っていうか、
ワーゲンにもアウディにもボルボにもアルファロメオにも、もはや新車で買えるオープンは無い