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【公式動画】ランボルギーニ ウルスSEがデビュー。V8ツインターボPHEVを搭載

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【公式動画】ランボルギーニ ウルスSEがデビュー。V8ツインターボPHEVを搭載

アウトモビリ・ランボルギーニは2024年4月25日、スーパーSUVクラスでの初のPHEVバージョンである「ウルスSE」を北京モーターショーでワールドプレミアを行ない、続いて4月30日にはニューヨークでアメリカ・デビューを行なった。

ウルスSEは、新しいデザイン、最適チューニングされた空力特性、先進的なテクノロジー、800psを発生するハイブリッド・パワートレインを搭載するPHEVで、快適性、パフォーマンス、効率性と低エミッションを両立させ、ドライビングプレジャーの面ではウルスSを凌駕するパフォーマンスを備えている。トルクとパワーは過去最高値となり、排出ガスは80%を削減している。

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■ハイブリッド・パワートレイン
ランボルギーニ・ウルスSEは、V12エンジン+ハイブリッドのレヴェルトに続く2番めのPHEVだ。ウルスSEに搭載するエンジンは、4.0LのV型8気筒ツインターボで、組み合わされる電気モーターは192ps(141kW)/483Nmの出力。あらゆる走行モード、あらゆる路面で最適な出力曲線を確保するためにキャリブレーションされた結果、総合出力は800psに達している。

このハイブリッド・システムにより、800ps(588kW)/6000rpmの総出力と、1750rpmから5750rpmという幅広いレンジで950Nmの総トルクを発生し、クラス最高のパフォーマンスを発揮することができる。

パワーウエイトレシオは、3.13kg/ps(ウルスSは3.3kg/ps)とさらに向上している。ウルスSEの0-100km/h加速はわずか3.4秒(ウルスS:3.5秒)、0-200km/h加速はわずか11.2秒(ウルスS:12.5秒)、最高速度は312km/h(ウルスS:305km/h)に達する。これらの数値により、SEはこれまでで最もパワフルなウルスであり、このセグメントで最速の市販車となり、スーパーSUVカテゴリーに新たなベンチマークを打ち立てた。

なお、PHEV用の容量25.9kWhのリチウムイオン・バッテリーは、電子制御リヤ・デファレンシャルの上に配置されている。

永久磁石同期電動モーターは8速AT内に配置され、V8ツインターボ・エンジンのブーストとして機能するだけでなく、モーター単独での走行が可能で、ウルスSEはEVモードで60km以上の走行が可能な4WDとしている。EVモードでの最高速度は130km/hだ。

ウルスSEは、電動油圧多板クラッチを備えた新しい縦置き電動トルクベクタリングシステムを初採用し、駆動トルクをフロントアクスルとリアアクスルの間で可変的かつ連続的に配分することができる。このトランスファーは、リヤアクスルに装備された新しい電子制御式リミテッド・スリップ・デファレンシャルと相乗効果を発揮し、車両はオンデマンドでオーバーステアにすることが可能で、純血のスーパースポーツカーのフィーリングを味わうことができる。

サスペンションは電子制御エアサスペンションを採用。コルサ・モードでは車高が15mmダウンし、オフロードでは最高75mmアップする。また48V電気システムによる可変スタビライザーも組み合わされている。シャシーの制御は6軸ダイナミック制御により、あらゆる路面でのダイナミック性能と安定性を両立させている。

またこの電子制御駆動システムにより、どのようなグリップ・コンディションやドライビング・スタイルにも適合し、サーキットでも砂漠の砂丘でも、氷上でもダートでも、最大限のトラクションと俊敏性を発揮することができる。

なお、コンソール中央の “タンブロ “セレクターユニットにより、さまざまなドライビングモードの選択ができる。ハイブリッド・パワートレインの導入により、6つのウルス・ドライビングモードに4つの新しいEPS(エレクトリック・パフォーマンス・ストラテジー)が組み合わされ、合計11のモードが選択できる。

ストラーダ、スポーツ、コルサ(公道およびサーキット走行用)、スノー、サンド、荒れ地モードに加え、EV走行、ハイブリッド走行、パフォーマンス、リチャージの各モードが追加されている。

ドライブモード変更により、ステアリング、ドライバビリティ、ツインターボV8サウンドなどのパラメーターも変更されるようになっている。

■デザイン
ウルスSEは専用デザインとするとともに、空力性能を最適化するという明確な目的を持ってデザインされている。

ボディフォルムのダイナミクスを強調し、車両のスポーティさと筋肉質を強調。フロントでは、フローティングデザインの新しいボンネットが採用され、切れ目がないことで連続性が感じられ、アスレチックなスタイルが強調されている。そしてマトリクスLEDテクノロジーを採用したヘッドライトと、ランボルギーニブランドの雄牛の尻尾にインスパイアされた全く新しいライトシグネチャーを導入している。

リヤは、リヤハッチのデザインが一新されている。デザイン的にはガヤルドのリヤと相似させ、テールライト・クラスターをY字型ライトでつなぎ、新しいリヤ・ディフューザーが車両によりスポーティな印象としている。なおこのリヤ・ディフューザーと新型スポイラーにより、高速走行時のリヤのダウンフォースをウルスS比で35%増加させ、車両の安定性を向上。

新しいアンダーボディ形状とエアダクトの見直しによって空力特性はより向上し、同時にエンジン・コンポーネントの冷却性能も向上。ブレーキ・システム専用のエア・フローの管理も改善され、従来のシステムよりも空冷性能が30%アップしている。

■インテリア
インテリアは、ランボルギーニの特徴である 航空機のパイロット席のようなデザインにするというDNAを強調するためにアップデートされ、ダッシュボードのフロントセクション全体に新しいソリューションが採用されている。

ダッシュボードの中央に設置された12.3インチに大型化されたスクリーンは、最新のHMI新バージョンで、レヴェルトと同様なグラフィックに一新され、より直感的に使用できるようになっている。

ドライバーはダッシュボード上に統合された12.3インチのデジタルメーターパネルと中央の12.3インチタッチスクリーンにより、ランボルギーニ・インフォテイメントシステム(LIS)を利用できる。また、SE専用のテレメトリーシステムや、周囲の環境をよりよく認識できる運転支援システム関連の新しいディスプレイも装備されている。

■装備とカスタマイズ
ウルスSEは、このカテゴリーで他の追随を許さない幅広いカスタマイズオプションをラインアップしている。アロイホイールは、23インチが導入され、新しいピレリPゼロ・タイヤが標準装備されている。21インチから23インチまで、3種類のPゼロ専用タイヤが用意され、さまざまな要求に応えることができる。

寒い季節にはスコーピオン・ウィンター2も用意されている。これらすべての製品には、電動化されたウルスの特性に合わせて開発されたピレリ・エレクト・テクノロジーが採用されている。

カラーバリエーションも拡大され、発売時に提供される2色の新色を含め、100種類以上のオプションが用意されている。インテリアのオプションは、47色の組み合わせと4種類の刺繍(Q-cituraステッチ)が含まれ、オーナーがウルスSEを真のオンリーワンにすることを可能にするアド・ペルソナムプログラムによって、さらなるカスタマイズも可能となっている。

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みんなのコメント

1件
  • かずぴょん
    自分にはウルスってガマガエルみたいに見えてしまう
    好きな人はこれカッコいいとなるんだろけどね
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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