現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > アウディが提案するEV時代の高級セダン! 次世代A6はポルシェと共同開発したプラットフォームを採用 【動画】

ここから本文です

アウディが提案するEV時代の高級セダン! 次世代A6はポルシェと共同開発したプラットフォームを採用 【動画】

掲載 更新 10
アウディが提案するEV時代の高級セダン! 次世代A6はポルシェと共同開発したプラットフォームを採用 【動画】

Audi A6 e-tron concept

アウディ A6 e-tron コンセプト

最高速度500km/h超への挑戦! ヘネシー・パフォーマンス ヴェノム F5がエンジン出力を900hpに制限したテストを完了 【動画】

A6/A7相当のボディサイズをもつピュアEV

アウディは、上海モーターショーでコンセプトカー「A6 e-tron コンセプト(A6 e-tron concept)」を発表した。来たる電気自動車時代を見据えた、次世代ラグジュアリーセダンのアウディ流解釈といえる。

A6 e-tron コンセプトは、次世代の電気自動車専用プラットフォーム「プレミアム プラットフォーム エレクトリック(PPE)」をベースにした、A6/A7シリーズ相当のボディサイズをもつピュアEV。前後アクスル間に容量約100kWhのバッテリーを搭載し、700km以上の航続距離を標榜する。

伝統の「クワトロ」も継承する電気自動車

全長4.96m、全幅1.96m、全高1.44mのA6 e-tron コンセプトは、アウディが「スポーツバック」と呼ぶクーペ風のルーフラインを持つ。各部が融け合うように繋がる有機的で塊感あふれるボディには、限りなく小さな電子サイドミラーや緻密なエアロパーツを組み合わせ、Cd値0.22という優れた空力性能を実現している。

「ヘリオシルバー(Heliosilver。helio-は太陽の、を意味する接頭辞)」という新開発のボディカラーには、太陽光の反射割合を高めて断熱効果をもたらす機能的ペイントを採用。エアコンの使用頻度を低減することで、省エネ効果アップに寄与する。

リヤアクスルのみにモーターを搭載する後輪駆動タイプと、前後に1基ずつ搭載する4輪駆動「クワトロ」タイプの2種類を用意。後者は最高出力350kW/最大トルク800Nmを発生し、停止状態からわずか4秒で100km/hに到達するという。サスペンション形式はフロントが5リンク、リヤがマルチリンクとし、上位モデルには減衰力をアクティブに可変させるダンパーとエアサスペンションを装着する。

“壁でゲーム遊び”も可能なハイテクライト技術

常に先進的なライトテクノロジーを生み出してきたアウディらしく、A6 e-tron コンセプトも独創的な照明ユニットを各部に搭載。OLEDテクノロジーを採用するヘッドライト及びテールライトは、オーナーの好みに合わせてシグネチャーのカスタマイズが可能となった。また、高解像度を誇るヘッドライトには動画の投影機能も採用しており、目の前の壁でビデオゲームを楽しむこともできる。この高度なテクノロジーをアピールするため、アウディのデザイナーは本コンセプトカー専用のゲームも考案・開発したという。

ボディの各部には小型の高解像度LEDプロジェクターをそこかしこに設置。地面に母国語の挨拶を投影するといったギミックはもちろん、警告マークやターンシグナルなどを地面に表示するという安全装備的な役割も果たす。

最初のPPEモデルは2022年後半に登場予定

A6 e-tron コンセプトのベースとなるモジュラーシステム「PPE」は、ポルシェと共同で開発した注目の技術プラットフォーム。バッテリーのサイズやホイールベースはフレキシブルに変更可能で、2022年後半からは大型セグメントで、その後はミッドサイズセグメントにも展開していく。

800ボルトの充電テクノロジーに対応しているのもPPEモデルの特徴。最大270kWでの充電を可能とし、10分もあれば300km超分のチャージが完了する。

PPEモデルはグローバル戦略プラットフォームとして、すべての主要市場で展開予定だ。車両の生産拠点はヨーロッパ及び最大の単一市場である中国。アウディは2025年までに長春の新工場でのPPEモデル生産を開始する、と明らかにしている。

こんな記事も読まれています

HKSの「オイルクーラーキット」に軽量ブラックメッシュホースを採用した「BLACKシリーズ」が登場
HKSの「オイルクーラーキット」に軽量ブラックメッシュホースを採用した「BLACKシリーズ」が登場
レスポンス
アンドレッティF1参戦拒否問題に、板挟みのFIA会長が“折衷案”を提示?「既存チームを買収してはどうか」
アンドレッティF1参戦拒否問題に、板挟みのFIA会長が“折衷案”を提示?「既存チームを買収してはどうか」
motorsport.com 日本版
天井からサウンドが降り注ぐ!車種専用スピーカー「メティオサウンド」6モデル発売 アルパイン
天井からサウンドが降り注ぐ!車種専用スピーカー「メティオサウンド」6モデル発売 アルパイン
グーネット
ポルシェ 新型「911 カレラ/カレラGTS」予約受注スタート!史上初、Tハイブリッド搭載
ポルシェ 新型「911 カレラ/カレラGTS」予約受注スタート!史上初、Tハイブリッド搭載
グーネット
新型「すごいクーペSUV」発表! パワフルな「V型8気筒エンジン」に最新“PHEV”搭載! もはや「スーパーカー」な新型SUVが発売!
新型「すごいクーペSUV」発表! パワフルな「V型8気筒エンジン」に最新“PHEV”搭載! もはや「スーパーカー」な新型SUVが発売!
くるまのニュース
18台のみ「CORNES 60th Edition」を発表…ベントレーがコーンズのために仕立てた特別限定車
18台のみ「CORNES 60th Edition」を発表…ベントレーがコーンズのために仕立てた特別限定車
レスポンス
DATSUN「フェアレディ」再起動!!【VOL.51】
DATSUN「フェアレディ」再起動!!【VOL.51】
グーネット
MotoGP、2024年インドGP中止を正式発表……来年3月に改めて開催へ。代替戦には洪水で延期されたカザフスタンGP
MotoGP、2024年インドGP中止を正式発表……来年3月に改めて開催へ。代替戦には洪水で延期されたカザフスタンGP
motorsport.com 日本版
[音響機材・チョイスの勘どころ]「ボックスサブウーファー」は、箱と振動板の“サイズ”に注目!
[音響機材・チョイスの勘どころ]「ボックスサブウーファー」は、箱と振動板の“サイズ”に注目!
レスポンス
沖縄のモータースポーツを盛り上げたいから、超頑張ってるんです! “しまんちゅ”平良響の郷土愛が爆発【連載:レーサーふるさと自慢】
沖縄のモータースポーツを盛り上げたいから、超頑張ってるんです! “しまんちゅ”平良響の郷土愛が爆発【連載:レーサーふるさと自慢】
motorsport.com 日本版
チンクエチェントの灯が消える!? 16年の歴史に幕 フィアット「500」日本での販売が終了! 国内の販売台数は13万台の人気コンパクト
チンクエチェントの灯が消える!? 16年の歴史に幕 フィアット「500」日本での販売が終了! 国内の販売台数は13万台の人気コンパクト
VAGUE
スズキ新型「軽SUV」まもなく登場!? めちゃオシャな「謎のタフ仕様」は次期型「スペーシアギア」か! 新型「“アウトドア系”スペーシア」とは
スズキ新型「軽SUV」まもなく登場!? めちゃオシャな「謎のタフ仕様」は次期型「スペーシアギア」か! 新型「“アウトドア系”スペーシア」とは
くるまのニュース
ランチア『イプシロン』新型に「HF」、240馬力の高性能EV…欧州発表
ランチア『イプシロン』新型に「HF」、240馬力の高性能EV…欧州発表
レスポンス
新しいノート・オーテック・クロスオーバーが出た!──GQ新着カー
新しいノート・オーテック・クロスオーバーが出た!──GQ新着カー
GQ JAPAN
車検をできるだけ安く済ますには? ユーザー車検の方法と費用を、自分で整備・車検を通したことのある業界通が解説します
車検をできるだけ安く済ますには? ユーザー車検の方法と費用を、自分で整備・車検を通したことのある業界通が解説します
Auto Messe Web
三菱 ミニカ スキッパーGT(昭和46/1971年5月発売・A101型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト064】
三菱 ミニカ スキッパーGT(昭和46/1971年5月発売・A101型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト064】
Webモーターマガジン
阪神高速『港大橋登頂』ツアー開催決定…50周年イベント
阪神高速『港大橋登頂』ツアー開催決定…50周年イベント
レスポンス
超ゴツいのに超静か! 横浜ゴムの見た目と性能を兼ね備えたSUV/ピックアップトラック用オールテレーンタイヤ「ジオランダーA/T4」に試乗!
超ゴツいのに超静か! 横浜ゴムの見た目と性能を兼ね備えたSUV/ピックアップトラック用オールテレーンタイヤ「ジオランダーA/T4」に試乗!
くるまのニュース

みんなのコメント

10件
  • VW・アウディ・ポルシェグループは各種部品を共通化しているせいで、どのメーカーの車も共通のトロブルを抱えてしまってます。
    V6 3000ccスーパーチャージャーハイブリッドはアウディ製でオイル漏れ、ドアロックアクチュエータは内部配線切断で作動不良が頻発しています。
    この車はEVでエンジンは搭載していないものの、ある程度の対策を待ってから判断を下した方がいいかもですね。
  • アウディジャパンの販売戦略が陳腐すぎ。
    ポルシェの名前を出せば売れるとでも??
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

795.01140.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

45.0758.0万円

中古車を検索
A6 (セダン)の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

795.01140.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

45.0758.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村