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新型アコードに続きホンダe:HEVモデル試乗 シビックとZR-V 雨の中で最新ハイブリッドを体験

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新型アコードに続きホンダe:HEVモデル試乗 シビックとZR-V 雨の中で最新ハイブリッドを体験

新型アコードに次ぎシビックとZR-Vのe:HEVにも試乗

ホンダが「スポーツe:HEV」と呼ぶのがシビックe:HEV/ZR-V e:HEV、そして3月8日に日本国内市場に帰ってきた新型アコード。この3台を試乗できるメディア向けのワークショップが、静岡県・伊豆サイクルスポーツセンターにて開催された。

【画像】シビックとZR-Vのe:HEVにも試乗の様子と最新ホンダ車の写真をみる 全91枚

新型アコードに搭載されるe:HEVのレクチャーやコース内試乗に加え、シビックやZR-Vのe:HEV車両を公道試乗するというプログラムである。先述したアコードの次にわれわれが乗り込んだのは、ZR-V e:HEV。

この日に用意されていた試乗車では唯一の4WDモデルである。

ZR-V e:HEV

新型アコードと同様、このZR-Vも北米や欧州、中国、アジア各地域で販売されるグローバルモデル。仕向け地によってフロントまわりの外観デザイン違いがあり、日本仕様はタテ型スリットのフロントグリルでオフロードテイストを高めている。

ZR-V e:HEVのパワーユニットは2Lのガソリンエンジンと2つのモーターを組み合わせたハイブリッドを搭載し、スペックはシビックe:HEVと同一。唯一異なるのは、ホンダが「リアルタイムAWD」と称する4WD車が設定されていること。このリアルタイムAWDは、弟分的にあたるSUV「ヴェゼル」のそれを発展改良させたものだ。

走り出してまず気付かされるのは、車内が静かなこと。停止時からの走り出しはモーターのみで駆動するので当然といえば当然だが、エンジンが始動しても、その印象は変わらない。

新型アコードに試乗したあとだと、さすがにZR-V e:HEVはエンジンの存在をもう少し近くに感じるというか、音も振動も気付きやすくはある。

当日はときおり強い雨が降る天候ではあったが、ZR-V e:HEVの高い着座位置によってもたらされる、視界の広さによる運転のしやすさが印象的。さらに4WDモデルが採用するリアルタイムAWDは、その名称のとおり常時4輪に駆動力が配分されており、「4本の足で路面を掴んでいる」という感覚がある。

前後の駆動力比率は、約58:42という前後重量配分に準じており、スロットルを踏みこんで加速体勢に入ると、リア向けの駆動力を高めていくというもの。そのため市街地やバイパス道路などの一般路では、ワダチでステアリングを取られやすいということもなく、車格を超えた重厚感や安定感ある走りが味わえる。

いっぽうワインディングにおいては、その安定感は残しながら、まるでスポーツモデルのような軽快なハンドリングを楽しめるのもZR-Vの特徴。ワインディングでは雨天時の伊豆の峠道らしく急に深い霧に襲われるようなこともあったが、これらの広い視界や高い走行安定性、つねに路面保持を感じさせるハンドリングから高い安心感を感じられた。

シビックe:HEV

そして最後に試乗したのが、シビックe:HEVである。

新型アコードやZR-Vに搭載される最新世代の2モーター式ハイブリッドシステムは、2Lガソリンエンジンが直噴化されているのが特徴であり、シビックe:HEVで最初に採用されたもの。

このシビックe:HEVは、絶対的な速さこそタイプRに譲るものの、そのフィーリングは明確にスポーツハッチである。シビックにおいては先代にあたるFK世代から、ベースモデルとタイプRを並行して車両開発を行っているが、このFL世代でもそれは同様。「世界最速FF」を掲げるタイプRのエッセンスは、このe:HEVにも明らかに注がれている。

そう明確に感じさせるのは、エンジン最高出力141ps/同最大トルク18.6kg-m、モーター最高出力184ps/同最大トルク32.1kg-mをしっかりと受け止めきるシャシー性能の高さだ。シビックe:HEVの車両重量は1460kgで、純ガソリンエンジン車に対して約100kg増、タイプRと比べても30kgのプラスだが、バッテリーを後席下に搭載したことによる前後重量配分の適正化や低重心化が効いているのだろう。

さらにシビックe:HEVならではの注目装備が、エンジンの存在を感じさせるための工夫といえる「アクティブサウンドコントロール」だ。

ドライブモードが「ノーマル」/「ECON」ではいたって静かだが「スポーツ」に切り替えたとたん、俄然スポーティなエンジンサウンドが耳元に届けられる。

アクティブサウンドコントロールは擬似的なエンジンサウンドを足して、スピーカーを通じて車内へと届けるシステムだが、「音」という要素は実際のエンジンパワーやメーターなどによる視覚以上に、ドライバーに与える影響が大きいことを体感できる。

機構的には市販車以外も可能だろうから、せっかくなら現代F1のV6ハイブリッドであったり、かつてのV8やV10、さらにはV12といった究極の自然吸気エンジンサウンドが楽しめたらいいのになぁと思ってしまった。

試乗車のスペック

ZR-V e:HEV

価格:421万9600円(税込 オプションなし)
全長×全幅×全高:4570×1840×1620mm
燃料消費率:21.5km/L(WLTC)
駆動方式:4WD
車両重量:1630kg
パワートレイン:直列4気筒横置き1993cc
使用燃料:ガソリン
最高出力:141ps/6000rpm
最大トルク:18.6kg-m/4500rpm
モーター最高出力:184ps/5000-6000rpm
モーター最大トルク:32.1kg-m/0-2000rpm
ギアボックス:電気式無段変速機

シビックe:HEV

価格:398万900円(税込 オプションなし)
全長×全幅×全高:4550×1800×1415mm
燃料消費率:24.2km/L(WLTC)
駆動方式:FF
車両重量:1640kg
パワートレイン:直列4気筒横置き1993cc
使用燃料:ガソリン
最高出力:141ps/6000rpm
最大トルク:18.6kg-m/4500rpm
モーター最高出力:184ps/5000-6000rpm
モーター最大トルク:32.1kg-m/0-2000rpm
ギアボックス:電気式無段変速機

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN
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みんなのコメント

5件
  • aaa
    と、生きる価_値なしの認知症醜_悪老人が
    言ってます😎
  • ********
    昭和加齢臭プンプン内装の劣化アウディ
    キモヲタホワイトのチー牛車
    フグ、オタマジャクシ顔不細工SUV

    PHEVに聞こえる紛らわしいeHEV
    ホンダのお笑いラインナップ



※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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