古くは1970年代から、スーパーカーといえば走行性能全振りで、使い勝手は良くないと相場が決まっていた。しかし2019年登場のマクラーレン GTは走行性能と使い勝手を両立。そんなGTの後継モデル、マクラーレン GTSが誕生した!!
※本稿は2024年1月のものです
文/ベストカー編集部、写真/MCLAREN
初出:『ベストカー』2024年2月10日号
長時間の運転も楽々!! マクラーレン GTSはゴルフバックまで積める万能さも635馬力のスーパーカーだ
■マクラーレン GTに後継モデル登場
なだらかなフォルムはまさしくスーパーカー。美しい姿だ
スーパーカーに求められる高い動力性能と日常での使い勝手のよさというと、一見両立させるのが困難な、相反する性能のように見えるが、マクラーレンGTはこれらを見事にバランスさせたスーパーカーだ。
2019年に登場以降、高い評価を得ているモデルだ。そして2023年12月20日、このGTの後継モデル『GTS』が登場した。
■F1で培ってきた技術が随所に光るスーパーカーがさらに進化!
GTSで変わったポイントといえば、まずはエンジンである。ミドシップに搭載される4L・V型8気筒DOHCツインターボエンジンは、最高出力を15ps向上させ、635psを発生させる。加速力もより瞬発力あるものとなっており、0-100km/h加速は3.2秒を記録する。
シャシーはマクラーレンが誇るカーボンファイバー製モノコック「モノセルII-T」を採用。そしてルーフには再生カーボンファイバーを使い、GTよりさらなる軽量化を実現した。
■街乗りでも、普段使いでも容易に使えるスーパーカー
標準仕様シートはナッパレザー、ステアリングもレザーを使用。10.25インチディスプレイも装備する
GTと名の付くクルマのため、乗り心地や快適装備も徹底されている。電子制御サスペンションを装備することによってスーパーカーらしいハンドリングを備えつつ、乗り心地も確保している。
長時間運転が苦にならないコックピット、さらにリアのカーゴエリアは420L近いスペースを確保。ゴルフバッグも収納可能なのだ。
実用性とスーパーカーの性能、「一粒で二度美味しい」が楽しめる。それこそマクラーレンGTSの魅力なのだ。
●マクラーレンGTS 諸元表
・全長:4683mm
・全幅:2045mm
・全高:1213mm
・ホイールベース:2675mm
・車重:1456kg
・エンジン:M840TE型 4L・V型8気筒ツインターボ
・最高出力:635ps/7500rpm
・最大トルク:64.2kgm/5500-6500rpm
・0-100km/hタイム:3.2秒
・トランスミッション:7速セミAT
・車両本体価格:2970万円
■レンジローバーエレクトリック発表秒読み
公開されているのはごく一部のみ。どんなスタイルになるのか、要注目だ!
メーカー史上初となり、かつランドローバーの威信をかけたBEV『レンジローバーエレクトリック』のティザーが発表された。どんな気候や地形でも走破できる性能のほか水深850mmの渡河性能を確保するなど過酷な条件を課しながら開発進行中だという。発表が楽しみだ!
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みんなのコメント
入るみたいですよ。しかも2個も。
おもしろいですね。
他のプレイヤー方が大型SUVなどでゴルフ場に来場しているのを尻目に
颯爽とこのクルマで乗り付けて、ガバッとドアを跳ね上げてラゲッジから
ゴルフセットを降ろしたりなんかしたら、皆さんエーッ!?と思われること
でしょうな。
その「意外性」こそが、このクルマ最大のウリなんでしょう。
いずれどこかの著名ゴルフトーナメントの副賞に用意されるかも…
あと「ゴルフバックが積めます」って謳っていても実は特定の専用パックだったりするからどれでも積めるわけではない。
(NSXなんかかなり小型でほとんどの普及しているゴルフバックは積めないトランクサイズでした)