ブガッティ・サーキットでMotoGP第5戦フランスGPが開幕。初日のフリー走行1回目では、プラマックのホルヘ・マルティンがトップタイムを記録した。
フランスGPは2021年にフランス人として初のチャンピオンとなったファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)にとっての母国戦。多くのファンが声援を送っており、FP1が始まると同郷のヨハン・ザルコ(LCRホンダ)と連れ立って走る場面も見られた。
■MotoGPの新レギュレーションが発表。2027年からエンジンが850cc化、エアロダイナミクスも規制強化
晴天で始まったフリー走行は、前戦スペインGPでポールポジション&2位と復活を印象付けたマルク・マルケス(グレシーニ)が序盤10分で1分31秒971を記録し、これが暫定トップタイムとなった。
2番手以下にはドゥカティファクトリーチームのエネア・バスティアニーニ、フランチェスコ・バニャイヤ、プラマックのホルヘ・マルティンと並び、ドゥカティ陣営が上位の状況だった。
セッションは転倒者などが出ることもなく、ごく穏やかに進行。マルケスの記録した暫定トップタイムは折り返しを過ぎ、残り時間18分というところでようやくバスティアニーニによってわずかに(1分31秒914)更新された。
残り時間10分を切ると、注目の新人ペドロ・アコスタ(GASGAS)がペースアップ。アタックをまとめ上げて1分31秒673をマークし、暫定トップタイムを更新……したかに思われたが、トラックリミット違反で抹消されてしまった。
アコスタはその後改めてアタックに取り掛かると、今度はタイム抹消されることなく1分31秒658を記録。残り5分で暫定トップとなった。
この頃になると他のライダーもアタックへ向かい、コース上では続々とタイムが更新されていった。
このアタック合戦でトップタイムを塗り替えたのはマルティンだった。タイムは1分31秒421だ。なおラスト1分でブラッド・ビンダー(KTM)が転倒し、黄旗が掲示されたことで、最後のアタックに影響があったライダーもいた。
2番手タイムとなったのはアコスタ。終盤にはかつてのマルケスのように、バランスを崩したマシンをリカバリーする離れ業も見せた。3番手にはアプリリアのマーベリック・ビニャーレスが続いた。ドゥカティファクトリーへの昇格も注目されているマルケスは、9番手タイムでセッションを終えた。
日本人ライダーの中上貴晶(LCRホンダ)は、19番手タイム。ヤマハ勢はアレックス・リンスが13番手となった。母国戦のザルコは16番手、クアルタラロは20番手だった。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
【F1メカ解説】モナコで大苦戦したレッドブル。その原因は”空力パフォーマンス”を追い求めすぎたことだった?
スーパーGT第2戦富士、その舞台裏で起きていた車検違反の協議。お咎め無しの裁定に坂東代表が私見「規則の解釈に関しては話をすべきだが……」
【MotoGP】マルケスの来季をめぐり揺れるライダー市場。本人は「グレシーニ契約時からこれを期待していた」と余裕見せる
“戦略失敗”の雨は「本当にヤバかった」。フェラーリ499P最大の弱点は不安定なコンディション?
ヤマハ:リンス「信じられないタイム」で2番手獲得、クアルタラロも手応えありで11番手に/第7戦イタリアGP初日
ヘッドライトの検査が「ロービームのみ」への変更で「落検車」続出の可能性! 旧車乗りに突きつけられる厳しい現実
なつかしい昭和のスズキ「サンバー」を美しくレストア! 板金屋から引き継いで、ホワイトリボンタイヤで見事にオシャレな1台に仕上げました
2択アンケート「160万円で買うなら、新車の軽? 中古の普通車?」【クルマら部 車論調査】
軽自動車は”特別ルール”で安全性能が低い!? アイデア豊富の[スペーシア]は販売1位の[N-BOX]にどう戦うのか
平均年収約458万円… 1800万円の「レクサスの最上級SUV」は買えないのでしょうか? 4人だけが乗れる「LX EXECUTIVE」を愛車するために必要な年収とは
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?