■カローラのなかでもっとも燃費が良い22km/Lを実現
2021年12月16日、トヨタの米国法人は新型「カローラハイブリッド(2022年モデル)」を発表しました。
2022年モデルの燃費は、52MPG(22.1km/L、コンバインド燃費)といいます。これはカローラの名を冠したモデルのなかで最高の燃費といいます。
2ZR-FXE型1.8リッター直列4気筒エンジンとふたつのモーター/ジェネレーターを組み合わせたハイブリッドシステムにより、システム出力は121馬力を実現。
電池は新開発のハイパープライムニッケルを採用し、小型・軽量化しながら電池性能を向上させています。
充電状態などの条件により、短距離であれば純粋なEV(電気自動車)として走れるEVモードを搭載。このほか燃費や走りによってノーマル、エコ、パワーモードも設定されています。
また、排気熱再循環システムによりエンジン冷却水の暖機運転を高速化。これによりエンジンの温度を早く上げられ、燃料の節約や始動時の排出ガス低減に寄与します。
車体はTNGAプラットフォーム、足回りは15インチアルミ合金ホイールを採用。さらにカローラガソリン車と同様にマルチリンクリアサスペンションを装備し、先代のカローラセダンに比べて操縦安定性と乗り心地を向上させています。
ボディカラーは「セレスタイト」「クラシックシルバーメタリック」「ホワイト」「ブラックサンドパール」「ブループリント」の5色を設定。追加料金(425ドル)をプラスするとさらに「ウインドチル・パール」「ルビーフレア・パール」の2色からも選べます。
インテリアカラーは、「ライトグレー/ムーンストーン/ブラックファブリック」「マカダミア/モカ/ブラックソフテックス」の2種類です。
車内のインストルメントパネルには、7インチMID(マルチインフォメーションディスプレイ)を採用したハイグレードメーターを採用しています。
マルチメディア機能は、8インチのタッチスクリーンを装備し、Android Auto、Apple CarPlay、Amazon Alexaに対応した6スピーカーのサウンドシステムを搭載しています。
安全運転支援機能は「Toyota Safety Sense 2.0スイート」、8つのエアバッグなどを標準装備。
座席は、プレミアムファブリックトリムの運転席6ウェイシートと助手席4ウェイシートを備えます。
なお、上位仕様の「プレミアムインテリアパッケージ」を選ぶと、レザートリムのステアリングホイール、SofTexトリムのフロントシートヒーター、ランバーサポート付きの運転席パワーアジャスタブルシートが装備されます。
米国でのカローラハイブリッドの価格は、2万3750ドル(約270万円)です。
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みんなのコメント
国内のカタログ燃費は素晴らしい値になる。
「短距離であれば純粋なEV(電気自動車)として走れるEVモードを搭載」これってなんか笑える。そんなにEVが良いならREXにすれば良いのに。