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「おもてなし精神」に敬礼! 日本人でも感心する日本人らしい「かゆいところに手が届く」クルマの秀逸装備5つ

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「おもてなし精神」に敬礼! 日本人でも感心する日本人らしい「かゆいところに手が届く」クルマの秀逸装備5つ

 この記事をまとめると

■外国人もびっくりするような装備が日本車にはある

まさに弾丸のような走り! 90年代に若者を熱狂させたABCトリオ以外の「バカっ速中古軽自動車」3選

■細かなことにも気が利く日本人の「おもてなし」の精神が生んだ装備を5つ紹介

■今後、どんなおもてなし装備が登場するのかが楽しみだ

 日本人らしい細やかな気配りが現れている便利装備の数々

 円安の影響もあって、2023年には約2748万人もの人が海外から日本にやってきました。日本人は礼儀正しく、おもてなしの心に溢れていて、美味しい食事や清潔な環境、治安のよさなどが外国人から支持されています。

 そんな日本で生まれた日本車には、世界中探してもオンリーワンだといえる、外国人もびっくりのおもてなし装備が存在します。

 まずひとつめが、スズキの新型スペーシアに新たに採用された、マルチユースフラップ。後席の座面の先端が前方に最大120mm、30mmづつ4段階で引き出すことができ、角度が最大112度まで3段階に変えられるようになっており、3とおりの使い方ができるというものです。

 ひとつは、停車中に限りますが、オットマンとして足を伸ばしてリラックスできる機能。背もたれがリクライニングするので、センターアームレストに腕をのせて、ゆったりとした姿勢でくつろぐことができます。

 続いては、走行中に脚部を支えることで安定感をアップしてくれるという、レッグサポート。スズキ調べによると、使用時と未使用時で着座時の体圧分布を測定したところ、使用時のほうが未使用時よりも背中が背もたれに密着し、尻下の体圧がふくらはぎに分散しているという結果が出たとのこと。揺れや振動に対しての負担を減らし、快適に過ごすことができるようになっています。

 最後は、座面に荷物を置いた際に、フラップを最大角度に固定して使う落下防止ストッパー。買い物かごや段ボール(2リットルペットボトル6本分)、小型スーツケースなど、荷物の大きさに合わせてフラップの位置が変えられるという配慮がすごいですね。急ブレーキや下り坂でも、荷物が転がり落ちにくくなる優れモノです。

 ふたつめの日本車ならではのおもてなし装備は、現行モデルのムーヴキャンバスに軽自動車には初の装備として登場した、保温機能付きカップホルダー。

 ルーフが高めの両側スライドドアを備えた軽自動車で、ファミリーというよりはパーソナルカーの要素を多く取り入れたムーヴキャンバスだけに、車内で過ごす時間を大切にするユーザーが多いことから、寒い時期でも温かいドリンクを長く楽しんでもらえるように、この機能を装備したそうです。ドリンクを入れてスイッチを押すと底の部分が熱くなり、飲み物を約42度にキープしてくれます。名前が「ホッとカップホルダー」というのも可愛いですね。

 ドアまわりにも思いやりのある装備を採用!

 3つめは、ドライブ中にペットボトル飲料をお供にすることが多い、という人に嬉しいペットボトルのキャップ置きトレイ。トヨタの5ナンバーサイズミニバン、シエンタに装備されています。

 運転席と助手席にあるカップホルダーは、ペットボトルだけでなくコンビニで買える紙パック飲料も入る形状となっており、その横に小さなトレイがあって、ここがペットボトルのキャップを置いておくのにピッタリなのです。

 確かに、飲むたびにいちいちキャップを開けて、持ちながら飲んで、また閉めるという動作を繰り返すのは面倒だけど、キャップを開けたままだとどこかに紛失してしまいそうで不安。というときに、このトレイがあれば安心というわけですね。輸入車ではまず見かけない装備です。

 4つめは、ニッサン・デイズやルークス、ミツビシekワゴンやデリカミニに装備される、車検証のためだけに作られた収納ポケット、車検証収納ボックス。これはなるほどと思った装備のひとつです。

 ボディサイズに規定があるため、軽自動車の室内スペースは限られており、そのなかでどれだけ使いやすい収納スペースを確保するかがカギとなります。それなのに助手席の前にあって頻繁に使いたいグローブボックスが、車検証を入れるとほとんどそれだけで埋まってしまう。なんとかしよう、ということで生まれた装備なのだそう。車検証って、普段はほとんど使うことがないものなので、専用のポケットがあるのはいいですよね。

 5つめは、高級車などにたまに装備されているのを見るアンブレラホルダーなんですが、雨で濡れたままの傘を差しても、垂れてくる水滴を外に排出する機能まであるのは、スズキ・ワゴンRくらいではないでしょうか?

 これぞ日本人らしい、清潔好きな国民性を感じる機能です。場所も、後席ドアの内側先端についているので、乗り込んだら傘を畳んで最短距離でアンブレラホルダーにさすことができます。全長90cmまでの傘が収納できるようになっています。

 ということで、日本人だからこそ考えついたであろう、珍しい装備をピックアップしました。今後も、どんなおもてなし装備が登場するのか楽しみです。

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みんなのコメント

9件
  • pro********
    安定のまるもクオリティ。
    どれも自動車の本質とは何ら関係ないお節介装備ですね。
    自分で工夫することなど思いもよらずにこんなものを有り難がる「おんぶに抱っこ」ユーザーも目くそ鼻くそですが。
  • mop********
    傘入れなら30年くらい前に日産がパルサーでやってました。
    しかも、傘がボディ(クォーターパネル)の中に収納できるという画期的なものでした。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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