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ホンダの「クーペSUV」なにがイイ? 見た目以上に車内が広い!? クリーンで都会派「ヴェゼル」の魅力とは?

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ホンダの「クーペSUV」なにがイイ? 見た目以上に車内が広い!? クリーンで都会派「ヴェゼル」の魅力とは?

■アウトドアを感じさせない都会派SUVの魅力はどこに?

 近年人気のSUVにおいて、日本の道路事情をあった大きさと取り回しの良さで支持されているのがコンパクトクラスのSUVです。主に1リッターから1.5リッタークラスのパワートレインを採用し、全長が4.3m前後となるモデルの売れ行きが好調です。
 
 そんなコンパクトSUVのなかでもホンダ「ヴェゼル」(2代目)は都会派モデルとして注目されていますが、どのような魅力があるのでしょうか。

【画像】「えっ…!」もうすぐマイチェン! これが新型「ヴェゼル」です! 画像を見る

 ヴェゼルは、コンパクトカー「フィット」とプラットフォームを共有するため、SUVでもコンパクトクラスに分類されます。

 初代モデルは2013年にデビュー。ジャンルの枠を超え、SUVがもつ力強さ、クーペのあでやかさ、ミニバンのような使いやすさなど、新しいクルマのカタチとして登場しました。

 2021年のフルモデルチェンジで2代目モデルへと刷新。クーペSUVという特徴を受け継ぎつつ、ボディ同色のグリルも相まって、アウトドア感を感じさせないクリーンなイメージを強めたクロスオーバーSUVへと進化しています。

 また、初代モデルのエンジンラインナップは1.5リッターガソリン、1.5リッターターボ、1.5リッター+1モーターのハイブリッドだったのに対し、2代目モデルは1.5リッターガソリンを残しつつ、1.5リッター+2モーターの「e:HEV」をメインとしたハイブリッド車のイメージを前面に打ち出したモデルに変更されました。

 ではヴェゼルは完全な都市型なのかと言われれば、実は採用される4WD機構は非常に手の込んだものになっています。

 ヴェゼルにはFF以外に、シンプルな構造の「ビスカスカップリング式4WD」と、油圧多板クラッチを使用し前後の駆動力を変化させる「リアルタイム4WD」という2種類の4WDをラインナップ。

 2モーターのe:HEVでありながら、ほかのハイブリッドSUVのように前後で個別のモーターを使用するのではなく、普遍的な機械式4WDを採用するあたりはスペース効率にこだわるホンダらしいところだといえるでしょう。

■ヴェゼルの評価はどう?

 では、2代目ヴェゼルはユーザーからどのような評判を受けているのでしょうか。

 インターネットなどでは、スタイリッシュなエクステリアや適度なサイズ、燃費性能の良さなどが高評価となっているようです。

「コンパクトで運転しやすい」「デザインも優秀で満足」「手頃な価格のハイブリッドSUV」といったコメントが多い印象。

 インテリアも質感の高さやデザインの良さを評価する声が多いのですが、その一方で「平均点は高いが、なんか無難」というソツのなさを指摘する意見も見られました。

 現在ヴェゼルオーナーであるS氏(30代・男性)も同じ意見だといいます。

「画像で見るのより少し背が低く感じるのですが、それがクーペっぽいデザインとマッチしていて逆にまとまり感を感じることもあります。

 そして、見た目以上に後席の広さもあるので、背が高い男性を乗せても不満は聞いたことがありませんし、実用的な4ドアクーペという感覚で乗っています」

 またS氏が評価したように、車内空間の快適性を挙げるユーザーも多いようです。たいていのコンパクトSUVは後席の狭さを指摘されるケースが多いのですが、ヴェゼルに関しては、頭上&足元も必要十分なクリアランスを確保しているそうです。

「私はハイブリッド車を購入したのですが、装備などを考えるとライバルと比べても価格が高いという印象はありませんでした。

『Honda CONNECT』対応のナビの値段が高いのは残念ですが、これからの時代はコネクト機能が充実している必要があると思って奮発しました」(ヴェゼルオーナーのS氏)

 また、動力性能に関しては、ハイブリッドのEVモードの静かさも含めて、必要十分でパワー不足も感じないとのこと。

「死角も少ないですし、ウインドウ自体も大きく視界は非常に良好で、とにかく運転しやすいです。

 ただ足回りに関しては、舗装路は非常に快適ですが、荒れた路面はかなりゴツゴツ感がダイレクトに伝わってくる気がします。

 もう少し衝撃を上手に和らげるようなセッティングでもいいかなと思うのですが、走行の90%以上が舗装路なので、あまり問題にはならないですが」

 悪路での乗り心地に若干不満だそうですが、総合的には非常に満足度が高いそうです。

※ ※ ※

 同じコンパクトSUVでは、販売台数的にはトヨタ「ヤリスクロス」や「カローラクロス」に及ばないものの、ヴェゼルはしっかりとファンを増やしていることがわかります。

 適度なサイズと良好な視界、十分な広さの車内、そして何より都会に似合うスタイリッシュなデザインなどの完成度の高さがヴェゼルの魅力といえそうです。

 なお、2024年春にマイナーチェンジが実施され、デザインの変更やハイブリッドシステムの改良、バリエーションの追加が行われる予定です。新たなヴェゼルも人気を博しそうな予感がします。

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みんなのコメント

13件
  • toi********
    トヨタの同じ価格帯と比べると 室内空間が広い
    CHR ヤリスクロスは 大人4人は無理
    狭くて遠出したらストレス
  • cam********
    取り合えず郊外より都市部で多く見られる。
    それはマツダのSUVも同じ。
    郊外や地方では圧倒的にトヨタSUV率が高くなる。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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