2023年3月8日、ボルボ・カー・ジャパンは電気自動車のボルボ C40リチャージおよびXC40リチャージの仕様と価格を変更して、ボルボWEBサイトのオンラインストアにおいて予約受注の受付を開始した。ユーザーへのデリバリーは、2023年夏を予定している。
1モーターがFWDからRWDにチェンジ。最大トルクは約27%向上
C40はボルボのクロスオーバー、XC40はコンパクトSUVだ。ボルボはバッテリー電気自動車やプラグインハイブリッド車に「リチャージ」というグレード名を与えているが、バッテリー電気自動車の「リチャージ」はC40とXC40だけだ。
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これまでのC40/XC40リチャージは2モーターの4WDと1モーターのFWDをラインナップしていたが、今回の仕様変更で出力とトルクを向上したモーターと、容量を拡大したバッテリーでリア(後輪)を駆動する、シングルモーターのRWDモデルとなる。C40リチャージとXC40リチャージのそれぞれに、ピクセルLEDヘッドライトや20インチアルミホイール、プレミアムサウンドオーディオシステムなどを標準装備する「アルティメット(Ultimate)」と、充実装備のベースグレード「プラス(Plus)」の2グレードを設定する。
新たに自社開発したDCモーターは出力とトルクの向上を果たし、最高出力は従来の170kWから約3%アップの175kW、最大トルクは従来の330Nmから約27%アップの420Nmを発生(国土交通省申請予定値)。また駆動用リチウムイオンバッテリーの容量は従来の69kWhから73kWhへ約5%拡大した。日本仕様の一充電走行距離(WLTCモード)の数値は未定となっている。
車両価格(税込)は、C40リチャージがプラスの699万円からアルティメットの739万円、XC40リチャージがプラスの679万円からアルティメットの719万円となっている。
その他の変更点は、以下のとおり。
<全車共通>
●Google アプリ/サービスおよびテレマティクス・サービス/ボルボ・カーズ・アプリの無償利用期間を従来の4年から5年に延長
●ワンペダルドライブに、自車両の前方に車両が検出されない場合にコースティング走行を可能にするオートモードを追加
●新外装色「クラウドブルー」および「ヴェイパーグレー」を追加
●メタリック・ペイント、プレミアムメタリック・ペイントを無償化
<グレード別>
●アルティメットに「ピクセルLEDヘッドライト(フルアクティブ ハイビーム付き)」、「LEDフロントフォグランプ(コーナリングランプ機能付き)」を標準装備
●プラスに「エアピュリファイヤー(PM2.5センサー付)」を標準装備
●プラスに新デザイン19インチ5スポーク アルミホイール(ダイヤモンドカット/ブラック)を採用
[ アルバム : ボルボ C40/XC40リチャージ はオリジナルサイトでご覧ください ]
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