■今なお話題の「ノア アクティブ クロス」
オートサロンやモーターショーなど世界各国で開かれる自動車イベントでは、さまざまなコンセプトカーやカスタムカーが出揃い、たびたび話題を集めます。
【画像】超カッコイイ! トヨタ「ノア アクティブ クロス」を画像で見る(15枚)
なかでも2015年「第44回東京モーターショー」にて、トヨタ車体のブースに展示された「ノア アクティブ クロス」は、現在でも話題を集める1台です。
「ノア」といえば、3列シートを備えたトヨタのミニバンで、2022年1月には4代目となる新型モデルが登場しました。
ひとつ前の3代目には通常モデルのほか、エアロパーツでカスタマイズしたドレスアップ仕様や、スポーツコンバージョンモデルの「G’s」(のちにGR SPORTに変更)など多くのバリエーションが存在していました。
そんななか、市販化に至らなかったものの参考出展としてクロスオーバーSUVテイストをプラスして登場したのが、ノア アクティブ クロスです。
コンセプトは「都会での洗練されたアーバンライフと、自然の中での開放されたアクティブライフに対応した 乗り込んだ瞬間からトキメキと笑顔が広がる7シータークロス」。
エクステリアは、ホワイトカラーを基調にしつつ、前後バンパー下部はサイドシル、ドアパネルなどにプロテクター、フェンダーにはクラッディングパネルを備えるなど、SUVテイストをプラス。
グリルやエンブレム、前後バンパーにフェンダー、ボンネットにはアクセントとしてオレンジの差し色が施されています。
ルーフ部分はノーマルのノアには設定されなかったハイルーフ化がなされており、さらにガラスルーフとすることでルーミーな室内空間を実現。
リアゲートには、スキーやスノーボードなどの長尺物の積載を容易にしているだけでなく、リアスロープを装着することで大きなアウトドアギアを車載することができ、さらにスロープに足を設置することで簡易的なテーブルとしても使うことができるというアイデアが採用されています。
足元には、225/55R18と純正よりも大径なサイズがチョイスされており、タイヤの大径化によって最低地上高の確保と走破性を高めているといえます。
このほかインテリアは、外装と同様にホワイトを基調としつつ、シートやインパネなどにはオレンジが差し色として施されています。
また、助手席とセカンドシート(2列目席)を床下収納し、サードシートも壁面と一体化することで、広大な空間を実現。
ノア アクティブ クロスは洗練されたデザインでありつつ、アウトドアなどアクティブなライフスタイルに対応したモデルに仕上がっています。
2015年に登場したノア アクティブ クロスですが、現在もなお「あれかっこよかったなあ」「おもしろい!」「積載量すごい!」「出てたら売れそうだなあ」など、様々な反響が寄せられています。
ノア アクティブ クロスは、ユーザーからの支持を集め続ける忘れられない1台といえるでしょう。
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ワンボックスか救急車、、、