低価格EVは破棄? 自動運転車に注力か
米国のEVメーカーであるテスラは、新型の低価格EV「モデル2」の開発を中止した可能性がある。ロイター通信が報じている。
【画像】米テスラ「数で圧倒」諦めた…? 主力EVは2車種にとどまるか【人気のモデル3とモデルYを写真で見る】 全36枚
モデル2(仮称)は2万5000ドル(約380万円)以下の小型のエントリーモデルで、イーロン・マスクCEOは最近、来年後半に生産を開始する可能性を示唆していた。
ロイター通信は内部事情に詳しい3人の関係筋の話として、新型EVの開発計画は中止され、採用予定だったプラットフォームは現在、自動運転ロボタクシーに使われることになったと伝えている。
テスラは弊誌の取材に対しコメントを控えた。マスクCEOは自身のXアカウントで「ロイターは死につつある(Reuters is dying)」とだけ投稿した。
テスラは以前から、モデル3とモデルYの下に位置する低価格EVの計画をほのめかしてきた。社内コードネーム「プロジェクト・レッドウッド」として野心的な販売台数の拡大を狙っており、直近では車両のシルエットも公開した。
自動車メーカー各社はEVの生産コスト削減による普及促進を図っており、特にBYDをはじめとする中国メーカーが存在感を放つ。ルノーなど欧州メーカーも低価格EVの導入を急いでいる。数も多様性も拡大しつつある中で、テスラのモデル2は市場を大きく揺るがすと思われた。
モデル2の実現に不可欠なのは「Unboxed」と呼ばれる新しい生産プロセスだ。これは基本的に生産時の作業量の削減を中心とするもので、生産ライン上で車両や部品の不必要な移動・分解を避ける。
例えば、シートは床下のバッテリーパックに直接取り付けられてユニットとなり、ドアの取り外しや再装着を避けるために分割塗装されたボディシェルと組み合わされる。
モデル2の初期生産はドイツで行われる予定だった。ベースとなるプラットフォームは、従来のテスラ車とは異なるものと考えられていた。
ロイター通信によると、このプラットフォームと新しい生産プロセスは、テスラの長年の懸案であった自動運転ロボタクシーに採用されるという。「イーロンの指示は、ロボタクシーに全力投球することだ」という関係筋の言葉を引用している。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
新型N-BOXより全然安い[レクサスCT]!! プリウスベースも全く別物! おじさんにオススメしたいハッチバック3選
無給油で1000kmオーバーを走行できるクルマがゴロゴロ! 国産ハイブリッド&ディーゼルって改めて考えると凄くないか!?
ヘッドライトの検査が「ロービームのみ」への変更で「落検車」続出の可能性! 旧車乗りに突きつけられる厳しい現実
軽自動車は”特別ルール”で安全性能が低い!? アイデア豊富の[スペーシア]は販売1位の[N-BOX]にどう戦うのか
日産の「超凄い“フェアレディZ”」実車公開! 専用エアロ装備の“ド迫力仕様”! 4本出しマフラーも超カッコイイ「フェアレディZ IMPUL」登場
みんなのコメント