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【クルマの通知表】セレナは「家族のファーストカー」。新開発e-POWERが提供するドライビングプレジャーとは

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【クルマの通知表】セレナは「家族のファーストカー」。新開発e-POWERが提供するドライビングプレジャーとは

過半数のユーザーはe-POWERを選択

 セレナは従来型の途中でe-POWERを追加。一気に高い販売比率を占めるようになった。新型も2リッターモデルに少し遅れて発売されるや人気が沸騰。40万円以上の価格差があるが、過半数のユーザーがe-POWERを選んでいる。

【最新モデル試乗】新型セレナe-POWERは発電専用1.4リッターエンジン搭載。力強くスムーズな電動車の世界を体感

 新型では8人乗りがe-POWERでも選べるようになったほか、待望のAC100V電源(1500W)が設定されるなど、e-POWERの購入を後押しする工夫が凝らされた。テスト車は販売主力のハイウェイスターV(368万6100円)である。新型はプロパイロット2.0を標準装備したルキシオン(479万8200円)の設定も話題だが、高価なこともあり販売比率は1割ほどにとどまる。

総合評価/80点

Final Comment

走りの良さが印象的
アレンジ自在の室内はさすが

 クルマ酔いをさせない工夫が、走りの良さにもつながっている。また第二世代のe-POWERの高い完成度により、ドライバビリティが大幅に向上していることを強調しておきたい。快適性能面でやや伸び悩んだのは、後席での乗り心地で気になる部分が見受けられた体。使い勝手は上々。ライバルと比較すると、シートアレンジの自由度で上回っており、スマートマルチセンターシートの利便性も向上している。セレナならではの強みをあらためて感じた。

日産セレナe-POWER主要諸元と主要装備

グレード=e-POWERハイウエイスターV
価格=368万6100円
全長×全幅×全高=4765×1715×1870mm
ホイールベース=2870mmm
トレッド=フロント:1475/リア:1485mm
室内長×幅×高=3145×1545×1400mm
車重=1810kg
エンジン=1433cc直3DOHC12V(レギュラー仕様)
最高出力=72kW(98ps)/5600rpm
最大トルク=123Nm(12.5kgm)/5600rpm
モーター最高出力=120kW(163ps)
モーター最大トルク=315Nm(32.1kgm)
WLTCモード燃費=19.3km/リッター(燃料タンク容量52リッター)
(市街地/郊外/高速道路:19.7/20.7/18.5 km/リッター)
サスペンション=フロント:ストラット/リア:トーションビーム
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク
タイヤ&ホイール=205/65R16+アルミ
駆動方式=FF
乗車定員=7名
最小回転半径=5.7m
主要装備:プロパイロット/インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)/衝突回避ステアリングアシスト/インテリジェントLI(車線逸脱防止支援)/RCTA(後退時車両検知警報)/標識検知機能/ハンズフリー両側オートスライドドア/スライドドアオートクロージャー/サードシート用助手席側オートスライドドアスイッチ/デュアルバックドア/ルーフスポイラー/スクラッチシールド/フロント:センタートレイ/接近時アンロック&降車時オートロック機構/電動パーキングブレーキ/オートブレーキホールド/プラズマクラスター搭載フロント:リア:オートAC/脱臭機能付きクリーンフィルター
装着メーカーop:ホットプラスパッケージ(ヒーター付きドアミラー+ステアリングヒーター+ヒーター付きシート+クリアビューパッケージ+リアLEDフォグランプ)9万9000円/アダプティブLEDヘッドランプ+インテリジェントアラウンドビューモニター+インテリジェントルームミラー+アドバンスドドライブアシストディスプレイ+ワイヤレス充電器+6スピーカー+NISSANコネクトナビゲーションシステム+車載通信ユニット+ETC2.0ユニット+前後ドライブレコーダー+ナビリンク機能付きプロパイロット/プロパイロット緊急停止支援システム+SOSコール+プロパイロットパーキング55万1000円
ボディカラー:プリズムホワイト/スーパーブラック2トーン(op7万7000円)

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