2024年F1マイアミGPの土曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはスプリントで勝利を飾り、予選ではポールポジションを獲得。セルジオ・ペレスはスプリント3位、予選4番手だった。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
スプリント 1位(1番グリッド/タイヤ:ミディアム)
予選 1番手(Q1=1番手1分27秒689:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分27秒566:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分27秒241:ソフトタイヤ)
フェルスタッペンが通算38回目のPP獲得。角田裕毅は今季4度目のQ3進出決める【予選レポート/F1第6戦】
マシンに変更を加えた後、感触が良くなった。それでもこのトラックで走るのをとても難しくする要因がたくさん組み合わさっていることが分かった。今週末は、タイヤに苦労している。グリップがとても低く、すぐにオーバーヒートするし、マシンバランスにも苦しめられた。全く予測不可能な状況で、ラップをうまくまとめるのが簡単ではないと、誰もが感じていた。
それでも最終的に一番大事なのは、ポールを獲得したことだ。7戦連続でのポール達成だから、誇らしい。明日のレースをより順調に進めることを念頭に置いてマシンの変更を行った。今日のスプリントレースで勝利を挙げることができたのも良かったよ。
レースでタイヤが温まって安定したら、多少通常のような感触を持てるようになるだろう。明日の戦略はシンプルなものになると思う。それによってタイヤのデグラデーションが軽減されるといいね。明日のレースが何をもたらすか、見ていこう。
(予選後にメディアに対して語り)毎年、ここに来るたびに、1周のなかでのマシンフィーリングやタイヤのフィーリングに関して一貫性を保つのがとても難しいと感じる。
今日はバランスを見つけ出すことが重要だった。とても滑りやすかったから、キャリアのなかで最も楽しいラップだったとは言えない。ラップにあまり自信を持つことができないんだ。それでもポールを獲れたということが重要だ。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
スプリント 3位(3番グリッド/タイヤ:ミディアム)
予選 4番手(Q1=2番手1分27秒772:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分27秒839:ソフトタイヤ/Q3=4番手1分27秒460:ソフトタイヤ)
とてもトリッキーなセッションだった。グリップに左右されたし、温度が高くなりすぎて、限界に近づきすぎた。ポテンシャルを最大限に発揮できなかったと思う。ポールを狙えるチャンスはあったと思うが、最後のラップのターン8でミスをして、フロントロウを逃す結果になった。
残念ながら0.1秒差の戦いのなかで下の方の位置になってしまったけれど、明日また頑張るよ。速さはあったし、今日示したよりもポテンシャルはあったと思うから、今日のセッションについて分析するつもりだ。今日は誰もが同じことに苦しんでいたようだ。Q1での自分のタイムに匹敵するタイムを出すのに苦労した周回もあった。
明日は要求が厳しいレースになり、暑さのなかで困難に直面することになるだろう。でもペースは良いし、何が起こるか分からない。今日スプリントの後にマシンに施した変更が明日のレースペースに反映されることを願っている。
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