いわゆる“アメ車”の代名詞として日本でも親しまれてきたシボレー カマロだが、現行型をもって一旦姿を消す。その最後を飾る限定車として登場したモデルが6.2L V8エンジンを搭載した「ファイナルエディション」だ。FR、大排気量、2ドアクーペという特徴を受け継ぐ旧き佳きアメリカンスポーツカーの魅力を改めて味わってきた。(MotorMagazine4月号より再構成)
プロローグ 「LT1」はおよそ10年に渡って愛されてきた
シボレーが誇るスモールブロックV8 OHVの第二世代、LT1が市販モデルに初めて搭載されたのは、2013年1月にデビューしたC7コルベットからだった。
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