現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > これは小さなトゥアレグだ!新型コンパクトSUV「フォルクスワーゲン T-Cross」のドライビングインプレッション!

ここから本文です

これは小さなトゥアレグだ!新型コンパクトSUV「フォルクスワーゲン T-Cross」のドライビングインプレッション!

掲載 更新 5
これは小さなトゥアレグだ!新型コンパクトSUV「フォルクスワーゲン T-Cross」のドライビングインプレッション!

新型VW T-Cross:小さなトゥアレグに初試乗。リフレッシュされたVW T-Crossは、購入した人々を魅了し続けるはずだ。

Eモビリティの推進にもかかわらず、「T-Cross」はVWグループの真のベストセラーとなった。過去4年間で120万台以上が販売されている。我々の耐久テストにおいても、2018年に初めて発表されたクロスオーバーは、優秀な成績で10万kmを後にした。

ガチンコ勝負! ポルシェに対する新たな切り札 460馬力「BMW M2」はケイマンGTS 4.0に勝てるか?

そのため、2024年から販売店に導入される新型「T-Cross」がハンブルクで初公開されたことは、我々にとっても大きな喜びだ。新しいフロントとリアセクション、新しいLEDヘッドライトとリアライトで視覚的にアップグレードされた。オプションで18インチホイールも用意され、バネ下重量の増加が気になるが、今回試乗した「R-Line」との組み合わせでは実にスマートに見え、「T-Cross」の路上でのスタンスがまったく異なるものになった。ダッシュボードも一新された。

スタイリッシュかつ高品質

装備レベルにかかわらず、ドライバーは常にシャープなデジタルディスプレイから走行データを得ることができる。新しい魅力的なグラフィックが施された中央ディスプレイは、ダッシュボードから移動し、独立型になった。先代モデルに対する厳しい批判のひとつは、インテリアに使用されている素材だったが、それは大幅に改善された。ソフトな張地は、安っぽいプラスチックとは一線を画し、手になじむ。

それ以外は?「T-Cross」は、5人乗りの広々とした多目的なコンパクトSUVであることに変わりはない。トランク容量は385リットル(最大1,281リットル)になり、最大ドローバー積載量は55kgから75kgにまで増えた。

新しい最上級エンジン

私たちが試乗した最上級エンジンは、150馬力、気筒休止、可変タービンジオメトリーを備えた「1.5 TSI evo2」だが車重1.3トンの「T-Cross」との相性も問題ない。7速デュアルクラッチトランスミッションは、250Nmの最大トルクをスポーティに前輪に配分し、望めば8.4秒で0から100km/hまで加速する。加えて、望めば200km/hまでの速度に達することができるし、そうでなくても、気筒休止システムが2つのシリンダーを停止しても気が付かないし、燃費の良さに満足するだろう。VWは平均燃費をリッターあたり16.9kmとしている。

新型「T-Cross」のハンドリングは従来通り俊敏で、これはサスペンションが先代と何も変わっていないことにも起因している。しかし、エンジンは変わっている。2番目にパワフルなバージョンの3気筒エンジンは、110馬力から116馬力になった。これにより、このエンジンはさらに魅力的になり、30,740ユーロ(約495万円)の最高級エンジンと比べて28,685ユーロ(約460万円)から購入できる。95馬力と5段マニュアルギアで満足するなら、価格はわずか23,250ユーロ(約375万円)からとなる。

結論: 外観を一新し、インテリアの素材も大幅に改善された「T-Cross」は、今後も多く人に愛され続けるだろう。購入希望者を躊躇させるのはその価格だけだろう。

https://youtu.be/tdJIJRlggrsText: Holger Preiss Photo: Tom Salt / AUTO BILD

こんな記事も読まれています

安全性に勝るものはなし! 法規は満たしているけど……デザイン優先の低すぎるリヤのウインカーはやめるべき!!
安全性に勝るものはなし! 法規は満たしているけど……デザイン優先の低すぎるリヤのウインカーはやめるべき!!
WEB CARTOP
2択アンケート「気筒数は多い方がいい? 少ない方がいい?」【クルマら部 車論調査】
2択アンケート「気筒数は多い方がいい? 少ない方がいい?」【クルマら部 車論調査】
レスポンス
キャデラック2号車、ル・マン一時トップも7位フィニッシュ。アレックス・パロウ「ミックスコンディションで苦しんだ」
キャデラック2号車、ル・マン一時トップも7位フィニッシュ。アレックス・パロウ「ミックスコンディションで苦しんだ」
motorsport.com 日本版
アイコンたちが再会へ。ポルシェ ヘリテージ&ミュージアムが「ソリチュード・リバイバル」に登場
アイコンたちが再会へ。ポルシェ ヘリテージ&ミュージアムが「ソリチュード・リバイバル」に登場
LE VOLANT CARSMEET WEB
新規F1参戦アウディ、肝いりプロジェクトの命運を分けるのはサインツJr.の選択? 絶対に負けられない戦いがここにもある
新規F1参戦アウディ、肝いりプロジェクトの命運を分けるのはサインツJr.の選択? 絶対に負けられない戦いがここにもある
motorsport.com 日本版
“東北のトヨタ村”の願い「国道4号の4車線化」にメド 「冬がヤバイ」深刻ボトルネック解消なるか
“東北のトヨタ村”の願い「国道4号の4車線化」にメド 「冬がヤバイ」深刻ボトルネック解消なるか
乗りものニュース
松重豊さんと石橋貴明さんが語り尽くす! NISSAN ARIYA presents THE BATTERY をPodcastで
松重豊さんと石橋貴明さんが語り尽くす! NISSAN ARIYA presents THE BATTERY をPodcastで
月刊自家用車WEB
トンネルの「非常口」どこに繋がっているの? そもそもドアの開け方は? 通常は入れない「謎の施設」の内部とは
トンネルの「非常口」どこに繋がっているの? そもそもドアの開け方は? 通常は入れない「謎の施設」の内部とは
くるまのニュース
ホンダ新型「ヴェゼル」弟分の「WR-V」とは何が違う? 正常進化した“独自のハイブリッド”は静かで快適なのに走りが楽しい
ホンダ新型「ヴェゼル」弟分の「WR-V」とは何が違う? 正常進化した“独自のハイブリッド”は静かで快適なのに走りが楽しい
VAGUE
ゆったりorがっしり? ハンドルで変わる自転車の乗り心地
ゆったりorがっしり? ハンドルで変わる自転車の乗り心地
バイクのニュース
自然の中で過ごすと気分が良くなるのに、しないのはなぜ? ベントレー環境財団についてのお話
自然の中で過ごすと気分が良くなるのに、しないのはなぜ? ベントレー環境財団についてのお話
AUTOCAR JAPAN
アルピーヌF1代表、離脱の決まったオコンをガスリーと平等に扱うと明言「彼らは同じレベル、同じ地位にある」
アルピーヌF1代表、離脱の決まったオコンをガスリーと平等に扱うと明言「彼らは同じレベル、同じ地位にある」
AUTOSPORT web
世界一過酷な24時間レースが史上最短の7時間に…ニュルブルクリンクは今年も波乱の展開でした【Key’s note】
世界一過酷な24時間レースが史上最短の7時間に…ニュルブルクリンクは今年も波乱の展開でした【Key’s note】
Auto Messe Web
【トライアンフ】「2025年モデルの新色」を一気紹介!鮮やかな10色!  
【トライアンフ】「2025年モデルの新色」を一気紹介!鮮やかな10色!  
モーサイ
STD+約19万円はお買い得!? ヤマハ新型MT-09の「SP」が7月に発売! オーリンズ製リヤサス、専用電子制御などを採用
STD+約19万円はお買い得!? ヤマハ新型MT-09の「SP」が7月に発売! オーリンズ製リヤサス、専用電子制御などを採用
モーサイ
【意外と快適?! やっぱり不便?!】5速MTの軽トラ「スズキ・スーパーキャリイ Xリミテッド」をトランポ&ファミリーカーに使ってみた
【意外と快適?! やっぱり不便?!】5速MTの軽トラ「スズキ・スーパーキャリイ Xリミテッド」をトランポ&ファミリーカーに使ってみた
WEBヤングマシン
フェラーリ、ル・マン連覇も「勝てるとは思っていなかった」。トヨタと白熱トップ争いを制する
フェラーリ、ル・マン連覇も「勝てるとは思っていなかった」。トヨタと白熱トップ争いを制する
motorsport.com 日本版
記録に特化したベーシックタイプのバイク専用ドラレコ「Mio MiVue M802WD」がデイトナから6月下旬発売!
記録に特化したベーシックタイプのバイク専用ドラレコ「Mio MiVue M802WD」がデイトナから6月下旬発売!
バイクブロス

みんなのコメント

5件
  • rvu********
    つまり今のトゥアレグは、大きなT-Crossレベルということでしょうか。
  • tak********
    小さなトゥアレグだ!と言われても・・・そもそもトゥアレグ自体がとびぬけて走行性能が良いわけでも人気車でもないからなぁ。。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

643.0693.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

55.8340.0万円

中古車を検索
トゥアレグの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

643.0693.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

55.8340.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村