アストンマーティンF1チームと新たに複数年契約を締結し、少なくとも2026年まではチームに残留することになったフェルナンド・アロンソ。発表から1週間後に行なわれた中国GPの記者会見にも、当然アロンソが出席することになった。
その中でアロンソは、アストンマーティンのマシン開発はアロンソを中心に進められているのかと質問された。アロンソは2023年にアストンマーティンに加入すると、チームメイトのランス・ストロールに対して大きなポイント差を付けており、昨年はストロールの74ポイントに対して206ポイントを獲得。今季はここまでストロール9ポイントに対してアロンソは24ポイントを獲得している。
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「僕はそうは思わない」とアロンソは返答した。
「ランスと僕は出来る限りチームを助けようとしている。特定の条件下ではドライビングスタイルも違うし、マシンに対するフィーリングも違う」
「ランスは僕よりも、そういったことに敏感なんだと思う。それはチームにとっても重要なことで、ランスがもたらしてくれるフィードバックはマシンを改善する上で必要なものだ」
「僕はそういったものに鈍感なことがあるし、それはあまり良くないことだと思う」
「僕たちはふたりでアストンを出来る限り良くしようとしていて、マシンを開発する方向性や、レースウィークにセットアップを詰めていく方向性も全く同じなんだ」
「だから僕たちは同じ結論に達する。そのやり方は違うかもしれないけど、そういう異なるふたつのスタイルがあることはアストンにとっても良いことだと思うよ」
自身のことを「鈍感」と表現したことについて追求されたアロンソ。かつてF1で2度チャンピオンに輝き、WEC(世界耐久選手権)王座やル・マン24時間の優勝歴もあるなど耐久レースの世界でも名を残したアロンソだが、鈍感であることは良い面もあると付け加えた。
「時にはそれが良いことだったりもする。というのも、僕はどんなマシンでも、どんな時でも90%の力を引き出すことができるからね」
「ただマシンのポテンシャルを100%引き出すとなると、チームメイトからセットアップやマシンバランスのあれこれについて詳細を聞いたり、そういった助けがないとできない時もある」
「だから僕たちは色々な面で
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