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1.4Lターボのスポーツも外せない スズキ・スイフト(4代目) 英国版中古車ガイド 指名競合はフィエスタ

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1.4Lターボのスポーツも外せない スズキ・スイフト(4代目) 英国版中古車ガイド 指名競合はフィエスタ

先代から車重は120kgもダイエット

うれしい要素が凝縮した小さなボディ。スズキ・スイフトは、長年に渡ってそれを具現化してきた。2016年に登場した4代目も、運転を楽しめ懐に優しいという特徴を受け継ぎ、中古車としても魅力度の高いモデルとなっている。ハイブリッドも選べる。

【画像】1.4Lターボのスポーツも外せない スズキ・スイフト 欧州の競合ハッチバックと比較 全159枚

スズキは4代目のスイフトに、新設計となる軽量・高剛性なハーテクト・プラットフォームを採用。先代譲りの秀でた動的能力を備えつつ、車重は120kgもダイエットされており、仕様によっては車重を800kg台に抑えている。

シャシー開発は英国の一般道でも詰められており、最大の特徴といえるのが正確でダイレクトな操縦性。スズキは、ライバルとしてフォード・フィエスタを挙げる。ただし、乗り心地では及ばないが。

標準装備は先代から大幅に向上している。英国仕様の場合、15インチ・アルミホイールに6エアバッグ、パワーウインドウ、レザー巻きステアリングホイール、ブルートゥース対応ラジオ、LEDデイライトなどがエントリーグレードから備わる。

中級グレードでは、アルミホイールが16インチに。バックカメラとフォグライトのほか、アップル・カープレイとアンドロイド・オートでスマートフォンとの連携に対応した、7.0インチ・タッチモニターが装備される。

英国のトップグレードになると、メーターパネルに4.2インチのモニターが実装され、オートエアコンを獲得。衝突被害軽減ブレーキやレーンキープアシスト、アダプティブ・クルーズコントロール、オートハイビームなども盛り込まれる。

1.4L 4気筒で130psのスイフト・スポーツも

日本では2020年、英国では2021年にマイナーチェンジ。新しいフロントグリルなどで、リフレッシュが図られている。

さらに英国仕様では、LEDヘッドライトとアダプティブ・クルーズコントロール、リアカメラ、7.0インチのタッチモニター、16インチ・アルミホイールなどが全グレードの標準装備に格上げ。価格競争力を高めている。

そしてスイフトといえば、軽く熱が加えられたスイフト・スポーツも外せない。高剛性ボディに合わせて、パンチ力を高めた好燃費のエンジンが搭載されている。スポーティなルックスで、しっかり差別化もされている。

英国仕様のエンジンのラインナップは、90psで23.0km/Lがうたわれる1.2L 4気筒「デュアルジェット」自然吸気ガソリンがベースユニット。その上に、110psの1.0L 3気筒「ブースタージェット」ガソリンターボが用意される。燃費は21.6km/Lとなる。

この1.0L 3気筒ターボユニットには、スターター・ジェネレーターによるマイルド・ハイブリッドも設定。前輪駆動が標準だが、四輪駆動も上級グレードでは選択可能になる。

スイフト・スポーツに搭載されるのは、1.4L 4気筒「ブースタージェット」ターボ。英国仕様の最高出力は130ps、最大トルクは23.8kg-mを発揮し、0-100km/h加速を9.1秒でこなす。専用バンパーに2本出しマフラーなど、スタイルアップも忘れていない。

意欲的な加速で走りを楽しみたいなら、スイフト・スポーツが好適。それでいて、燃費はWLTP値で16.7km/Lと悪くない。

知っておくべきこと

英国価格は、発売時のベースグレードで1万999ポンドからだった。しかし、現在は1万4749ポンド(約237万円)へ上昇している。英国の中古車市場を確認すると、走行距離が長めの初期型で7500ポンド(約120万円)前後となっている。

スイフト・スポーツは、1万1000ポンド(約177万円)からが相場のようだ。英国の場合は、ミドルグレードのSZ-Tが充実装備で狙い目。実際、中古車市場の核をなしている、人気のスイフトとなる。

信頼性は高く、AUTOCARの姉妹メディアの調査では、同クラスの17車中で3位にスイフトがランクインしている。自動車メーカーとしても30社中の3位と上々だ。

購入時に気をつけたいポイント

エアバッグ

英国仕様では、2017年2月から2019年2月に製造されたスイフトで、リアドアを強く閉めた場合にサイドカーテン・エアバッグとシートベルト・プリテンショナーが誤作動する可能性が報告されている。ディーラーでの無償ソフトウエア更新で対応可能だ。

エアコン

基本的に信頼性は高いが、一部のユーザーの間では、エアコンの不具合が報告されている。英国の場合、こちらも無料で修理してもらえる。

英国編集部の推しチョイス

ベスト:1.0ブースタージェット

1.0L 3気筒ターボの1.0ブースタージェットは、トルクが太く市街地や高速道路でも扱いやすい。

ワイルドカード:スイフト・スポーツ

1.4Lブースタージェット・ターボを搭載し、スイフトとしては最強。不満ないパフォーマンスを実現しつつ、優れた燃費でドライバーを喜ばせてくれる。

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