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【富士最高速チェック:GT500】ドライでは形勢逆転。ホンダ・シビックが上位5台を占める/スーパーGT第2戦

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【富士最高速チェック:GT500】ドライでは形勢逆転。ホンダ・シビックが上位5台を占める/スーパーGT第2戦

 5月3日、2024年スーパーGT第2戦『FUJI GT 3Hours RACE』の公式予選が開催された。全長1475mという世界有数のホームストレートをもつ開催地、富士スピードウェイで各車のポテンシャルを測るうえで欠かせないのが最高速だ。

 そこでオートスポーツwebでは、公式予選Q1で記録されたGT500クラス全15台の最高速データをもとに、各マシンのトップスピードをランキング化。3月の第2回公式テストでも実施した富士最高速チェックだが、今回はウエイトも積んだ本戦仕様車両、なおかつ本気アタックの際のデータとなる。4日に行われる決勝の結果を占う意味でも参考のひとつとしていただければ幸いだ。

幻の予選上位。ハプニングに巻き込まれた16号車ARTAと、2戦連続ショックの14号車ENEOS/第2戦GT500予選

 公式予選Q1でGT500クラスのトップスピードを記録したのは、297.521km/hを記録した16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16となった。

 さらに、2番手には8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8と100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GTが僅差の296.703km/hで並び、3番手にはAstemo CIVIC TYPE R-GTが295.890km/hで続くなど、今大会ではホンダ・シビックのストレートの速さが見て取れる。

 続く4番手には3号車Niterra MOTUL Z、39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra、64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTが295.082km/hをマーク。ニッサンZとGRスープラからも、一台ずつがシビックに食らいつくスピードを記録しているものの、実質的にはシビックがトップ5に並んだ結果となった。

 5番手には、14号車ENEOS X PRIME GR Supra、37号車Deloitte TOM’S GR Supra、38号車KeePer CERUMO GR Supraが294.278km/hで続き、GRスープラがホンダ・シビックの後を追っているかたちだ。

 一方、最高速では苦戦している様子のニッサンZは、12号車MARELLI IMPUL Zと23号車MOTUL AUTECH Zは293.478km/hで6番手となっており、トップの16号車とは約4km/hの差がついている。4日の決勝は3時間レースとなるため、最高速のみが勝敗を左右するわけではないが、展開を占う際の参考のひとつとしていただければ幸いだ。

■2024スーパーGT第2戦富士 公式予選Q1
GT500クラストップスピード一覧(編集部計)
Pos.No.CarNameCarTopSpeed(km/h)116ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16ホンダ・シビック・タイプR-GT297.52128ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8ホンダ・シビック・タイプR-GT296.7032100STANLEY CIVIC TYPE R-GTホンダ・シビック・タイプR-GT296.703317Astemo CIVIC TYPE R-GTホンダ・シビック・タイプR-GT295.89043Niterra MOTUL ZニッサンZ GT500295.082439DENSO KOBELCO SARD GR SupraトヨタGRスープラ295.082464Modulo CIVIC TYPE R-GTホンダ・シビック・タイプR-GT295.082514ENEOS X PRIME GR SupraトヨタGRスープラ294.278537Deloitte TOM’S GR SupraトヨタGRスープラ294.278538KeePer CERUMO GR SupraトヨタGRスープラ294.278612MARELLI IMPUL ZニッサンZ GT500293.478623MOTUL AUTECH ZニッサンZ GT500293.478636au TOM’S GR SupraトヨタGRスープラ293.478719WedsSport ADVAN GR SupraトヨタGRスープラ290.323824リアライズコーポレーション ADVAN ZニッサンZ GT500243.243
※同率はカーナンバー順で表記

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