F1は今週末、第5戦中国GPが開催される。マクラーレンのアンドレア・ステラ代表は今回、チームにとってダメージを最小限に留めるレースにする良い練習になるだろうと考えている。
マクラーレンは2024年シーズンを好スタートさせ、メルセデスを上回ってコンストラクターズランキング3番手のポジションにつけている。しかし彼らは依然として低速コーナーにおける弱点がまだ解決されていないことも認めており、その弱点が中国GPでは強調される可能性がある。
■5年ぶり開催中国……いきなりスプリント形式は「賢明なことだね!」フェルスタッペン思わず皮肉
舞台となる上海インターナショナル・サーキットはヘアピンが点在するレイアウトで、ターン1から4までの低速の長いコーナーが組み合わさる箇所などは、ライバルに比べて中低速域のグリップで劣っているマクラーレンにとっては、頭痛の種となってくるはずだ。
ステラ代表は上海がシーズン前半で最も心配しているコースで、難しいレースになるだろうという予想を示した。
「シーズンの前半戦で、中国は競争力の観点から、最も私が心配しているコースだと言わざるを得ない」
「低速のヘアピンがたくさんあり、ターン2、ターン3と長いコーナーも存在している」
「これまで繰り返し話してきたテーマなんだ。我々は中低速のロングコーナーではマシンを十分に改善できていないんだ」
「そのため競争力の観点から考えると、序盤戦のオーストラリアや鈴鹿よりもここではより厳しい状況になると予想される」
「中国は我々にとって、ちょっとしたダメージを最小化するレースになるかもしれない。そしてマイアミ以降、2024年シーズンの良いステージが始まって、後半戦により多くの結果が出せることを期待している」
なお中国GPは今回が5年ぶりの開催だが、スプリントフォーマットで行なわれる。ステラ代表はフリー走行は1回のみとなってしまう状況は、チームにとって難しいイベントになるはずだと語った。
「路面の状況がどうなっているのかなど、様々な観点から見て間違いなくチャレンジングなイベントになるだろう」
「同時に中国はグレイニングが最も厳しいサーキットのひとつだったことも、忘れてはならない。タイヤがそれにどう対応できるだろうか?」
「(中低速コーナーを)単独で見ると頭痛がしてくる。しかし競争力の観点からは、完璧な仕事はできなくとも、他よりも少しでも優れた仕事をできれば大きなチャンスになるかもしれないと考えることが必要だろう」
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