砂漠の一本道を気持ちよさそうに爆走
80年代から2000年代にかけて、世界中で“ボーイバンド”が一大ブームとなりました。いわゆる男性ボーカルグループのことで、もちろんそれ以前から“歌って踊る”グループは存在しましたが、アイドル性という面において、90年代前後のムーブメントは突出したものがありました。
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代表的なグループを少しだけ挙げるならば、ラップもできるやんちゃ系のニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック、イギリスでビートルズに次いで成功したグループと称されたテイク・ザット、かわいい系からセクシー系まで全方位対応のバックストリート・ボーイズ、近所のイケメンお兄ちゃん的存在だったワン・ダイレクションなどなど。時代や国によって異なる魅力を持ったボーイバンドが多数登場し、女性ファンを中心に社会現象を巻き起こしたのです。
ご存知の通り、日本では独自のアイドル文化が確立されていたので、欧米スタイルとでも言うべきボーイバンド的グループは、ブラックミュージックをベースとする形で独自に進化。その流れはK-POPとも呼応し、やがてBTSは完全無欠のポップアイコンとして世界を制覇するまでになりました。
ボーイバンドはお国柄が表れることも魅力ですが、英テイク・ザットのアイルランド版としてデビューしたのが5人組のボーイゾーン。その中心メンバーであり、のちの解散の原因となったとも言われているローナン・キーティングは、ソロ活動でも成功を収めた、アイルランドを代表するセレブリティの一人です。そんなキーティングが2001年にリリースしたソロ曲「Lovin’ Each Day」は世界中のチャートTOP10入りを記録し、米ビルボードチャートにも初めてランクインを果たした、彼のソロキャリアを代表する名曲です。
イントロの時点でピンとくる方もいるかと思いますが、この曲は知る人ぞ知る米LAのバンド、ニュー・ラディカルズのフロントマンであるグレッグ・アレクサンダーが提供したもの。ラディカルズはあのバイデン大統領の亡き息子さんのフェイバリット・アーティストだったそうで、2021年には同大統領の就任式のため、22年ぶりに一夜限りの再結成を果たしたことも話題になりました。
余談ですが、アレクサンダーはソロ活動後にニュー・ラディカルズを結成し、大ヒット曲「You Get What You Give」を生み出しますが、バンドはすぐに解散。その後はソングライターとして活動し、あのサンタナに楽曲提供。2002年リリースの「The Game Of Love feat.ミシェル・ブランチ」が世界的ヒット曲となりました。
さて、キーナンの「Lovin’ Each Day」ですが、実はミュージックビデオがロードトリップもので、かなり全米デビューを意識した仕上がり。砂漠にサボテン、トラッカーハットのおじいさんに古びたモーテルと雰囲気はバッチリで、ビンテージのノートンらしきバイクに楽しそうに乗るキーナンを見ることができます。
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